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最大の傑作というべきか
ミス　マープルものでは、最も重い話題を扱っている。 最終結末は想像だにしなかった。 アガサクリスティらしい犯人に至る道筋。 ミスマープルらしい人間性に訴えた論理展開。 どれをとっても、一流の作品である。 イギリスの古いたてものと、庭の映像を楽しむのも本シリーズの利点だと思う。
母性愛
母性愛は用意に犯罪につながることが、この映画をみると分かります。
こんな悲劇もあるのです
ミス･マープルものの中でも華やかな作品。エリザベス・テイラーが女優役（！）で「クリスタル殺人事件」なる無粋な邦題で映画化されたこともありますが、やはりこのジョーン・ヒクソン版が良い。（「鏡は横にひび割れて」は、ある英国文学のセリフであり、この通りでないと作者の意図した演出効果がまるでないのですが・・・）セント・メアリ・ミード村の豪壮なゴシントン・ホールに有名女優が引っ越してくる。ところが、パーティの最中に、おせっかいなことで有名な夫人が毒殺される。毒は女優が飲むはずだったグラスに入っていた。誰が彼女を殺そうとしたのか？

女優同士の張り合いなど芸能界の裏話的要素も面白いが、この作品では何と言っても動機がピカイチ。これは、恐らく女性にしか思いつけな???動機でしょう。思わずうなってしまった。すごいですねホントに。必見です。