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純粋な想いです。
私は、小説(コバルト文庫)から入ったのですが、実写版でも、あまり違和感なく、小林さんワールドに入る事が出来ました。純粋な『想い』は実写版でも健在です。映像的に、やや古さを感じる事は、仕方ないでしょうが、逆に当時の感覚が蘇り、『あの頃は、こんな事を感じて、感動したなぁ』と、過去を振り返る事が出来ました。30歳から40歳の世代で、『忘れかけた何か』を感じたい男性には、オススメ出来るかと思います。
星空のむこうの国＜「思い」の詰まったとてもよい作品、プレミア価格はいただけない
「星空のむこうの国」のみなのですが、学生当時２０年以上前になるでしょうか、後輩からビデオ見せられて言葉につまったのを覚えています。 今ではプレミアＤＶＤになってしまいとても残念です、再販を希望したく思います。 ＤＶＤは買い逃しているので再販になればコメンタリー見たさに買うと思いますネ。 ここにあるプレミア価格は手がでません、倍以上ですよね。 希望・・もし機会があれば大勢の人に見て欲しい。
昔、NHK「少年ドラマシリーズ」を見ていた貴方へ
昔、NHKでやっていた「少年ドラマシリーズ」が好きな方にお勧め！あの感じの映画です（っていうかタイトルの一部に使ってましたよね？）。
最初にこの作品をビデオで見てから１６年、社会人になって数年後ＬＤで購入し、そして遂にＤＶＤでも購入した訳ですが…。

イイっすよ切なくて･･･、ラストの有森さんのドア越しの姿を見ながら毎度ジ〜ンと来てしまいます（その前の台詞が…またイイんです）。
個人的に「時をかける少女」「さびしんぼう」が好きなんですが、これらの作品を気に入った方なら、ホント「星空のむこうの国」は御勧めですよ！
小中監督の初期作品
今では、有名な小中監督の初期作品。技術的に古い部分はあるが、
映画を作り上げようとする作り手の心がたくさん詰まっている。
裏音声の監督と有森さんの対談は必聴です！

元祖ロボコップ。
もっと評価されてもいい作品です。アシモフ、平井和正など空想科学の意匠があらゆるところに散りばめられ、なおかつ子供の鑑賞に適した作品として成立している幸福。千葉兄弟そして高品格という演技陣が素晴らしいです。子供だましとは本気で取り組まねば成立しない大人たちによる娯楽だということが確認できる秀作です。
ロボット刑事くん
石森章太郎が得意とする『日常生活における人間とロボットとの共存』を
描いた作品。後の『がんばれ！ロボコン』へと継承されるこの流れは、双方相容れない悲しみへと展開していきます。当初はアットホーム路線も随所に見られたのですが、パワーアップした頃から『完全なる兵器』としてのＫの苦悩を垣間見る事になります。人間のみが持ち得る『愛』を擬似的に感じながらも結果的に兵器としてしか生きられないＫの姿は、我々人間社会における『歪み』にも似ています。

話は変わりますが、当時人気をはくしたドラマ『刑事くん』の主題歌『コンクリートジャングル』のメロディーに『ロボット刑事』の歌詞をハメて歌うのが流行りました。今でも歌ってみると妙に爽やかムードに一転する『ロボット刑事』。マザーに向かって「母さん！オレ刑事になったよ！」と喜ぶＫ。こういうＫも見たかったですね。

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