|
[ DVD ]
|
フランツ・レハール「メリー・ウィドウ」 [DVD]
・コンスタンティン・シェンク(指揮)/ブラティスラヴァ・フィルハーモニー管弦楽団/ハンナ・グラヴァリ:エリーザベト・カーレス/ダニロ・ダニロヴィッチ :ペーター・エーデルマン/ヴァランシェンヌ:マルティナ・ドラック/カミーユ・ドゥ・ロシヨン:ローレンス・ヴィンセント/ミルコ・ツェータ男爵:ギデオン・シンガー/ニェグーシ:タッデウス・ポドゥゴルスキー
【ニホンモニター・ドリームライフ】
発売日: 2005-01-26
参考価格: 6,930 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
・コンスタンティン・シェンク(指揮) ・ブラティスラヴァ・フィルハーモニー管弦楽団 ・ハンナ・グラヴァリ:エリーザベト・カーレス ・ダニロ・ダニロヴィッチ :ペーター・エーデルマン ・ヴァランシェンヌ:マルティナ・ドラック ・カミーユ・ドゥ・ロシヨン:ローレンス・ヴィンセント ・ミルコ・ツェータ男爵:ギデオン・シンガー ・ニェグーシ:タッデウス・ポドゥゴルスキー
|
カスタマー平均評価: 5
正に一夜の大エンターテイメント ドイツ語版『メリーウィドウ』はこのDVDが初めてである。この作品が上演されたメルヴィッシュ音楽祭は、毎年7月〜8月にオーストリアとハンガリーの国境付近にあるノイジートラー湖(ここは世界遺産にも登録されている)の上にステージを作って毎年オペレッタが演じられている。毎年BSで放送される公演の模様を見てるが、野外ステージならではの幻想的で楽しいステージを満喫できる。この作品でもそれが生かされる楽しい仕上がりである。もちろんそれだけでなく、音楽もそしてソリスト達の素晴らしい演技も見事である。特にこの作品ではニエグシュとダニロそしてツェータ男爵とその側近達の掛け合い漫才を楽しむことができる。そして第三幕にはおなじみのオッフェンバックの『天国と地獄』に合わせたカンカンもある。ヴァランシェンヌ役のマルティナ・ドラックをはじめ、踊り子達の見事な踊りに加えて打ち上げ花火など視覚的な演出もばっちりである。オペレッタ好きなら、是非見て欲しい。この作品だけでなく、他のメルヴィッシュ音楽祭の映像もぜひ日本でもDVD化して欲しい。
|
|
[ DVD ]
|
ピカソとダンス「青列車」「三角帽子」 [DVD]
・パリ・オペラ座バレエ
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2006-03-08
参考価格: 4,900 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
・パリ・オペラ座バレエ ・ダリウス・ミヨー ・マヌエル・デ・ファリャ ・アンリ・ローランス ・パブロ・ピカソ
|
カスタマー平均評価: 3
バレエ・リュスの20世紀当初の新作バレエを、パリ・オペラ座バレエ団で。 バレエ・リュスによって初演された、20世紀当初の新作バレエです。
(既にVHSで発売されている映像の、DVDです。)
三角帽子に関しては、
1919年7月22日、アルハンブラ劇場(ロンドン)。
(バレエ:セルゲイ・ディアギレフ・バレエ団)
(振付:レオニード・マッシン(粉屋ルーカス役))
(指揮:エルネスト・アンセルメ)
(舞台と衣装のデザイン:パブロ・ピカソ)
と、半ば伝説になっている偉人の名前が連なっています。
このDVDではカデル・バラルビ、フランソワーズ・ルグレ出演です。
青列車も、
当時の風刺など、(青列車は出てこないのですが・・・)当時のバレエ界の挑戦という
観点で観ると、なかなか興味深い作品だなとおもいました。
未だ現役のニコラ・ル・リッシュ(筋肉の付き方、風貌ともに若い!!)をはじめ、
エリザベット・モーラン、クロチルド・ヴァイエ、ローラン・ケヴァルが出演。
どちらも93年に収録。
『三角帽子』には、美術・衣裳などに、『青列車』にはドロップ・カーテンに、
「パブロ・ピカソ」が関わっています。
その点も、注目できるバレエではないでしょうか?
結構マニアックな作品ですが、バレエ鑑賞の上級者に強く薦めます。
|
|
[ DVD ]
|
交響的肖像〈DVD版〉
・朝比奈隆
【コロムビアミュージックエンタテインメント】
発売日: 1999-12-18
参考価格: 14,490 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
- 収録曲 - 1. 交響曲第4番ホ短調op.98 2. 交響曲第1番ハ短調op.68 3. ハイドンの主題による変奏曲~第1... 4. 交響曲第3番ニ短調●ベートーヴェ... 5. 歌劇「フィデリオ」~序曲op.7...
|
カスタマー平均評価: 5
朝比奈先生の音楽と人柄に迫る。 NJPとの演奏も素晴らしいが、実相寺監督との対話が豊富に収録されていて、これが実に楽しいんだな〜。朝比奈先生は話術でもその才を発揮され、人間「朝比奈隆」の素晴らしさを肌で感じられます。また、ブルックナーの3番の練習風景もあり、是非そろえたい一品です。
|
|
[ DVD ]
|
ニューイヤー・コンサート2001 [DVD]
・ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2002-11-01
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
- 収録曲 - 1. ラデツキー行進曲op.228(オ... 2. ワルツ「シェーンブルンの人々」o... 3. ギャロップ「狩人の喜び」op.8... 4. ワルツ「朝の新聞」op.279(... 5. 電磁気のポルカop.110(J.... 6. ポルカ・シュネル「起電盤」op.... 7. 喜歌劇「ヴェニスの一夜」序曲(J... 8. 道化師のポルカop.48(ヨゼフ... 9. ワルツ「オーストリアの村つばめ」... 10. レントラー「シュタイヤーの踊り」... 11. ポルカ・シュネル「観光列車」op... 12. ワルツ「もろ人手をとり」op.4... 13. ポルカ・マズルカ「いたずらな妖精... 14. ポルカ・シュネル「暁の明星」op... 15. ポルカ・シュネル「憂いもなく」o... ・・・
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ DVD ]
|
オテロ [DVD]
・プラシド・ドミンゴ ・フランコ・ゼフィレッリ ・カティア・リッチャレッリ ・フスティノ・ディアス ・ウルバノ・バルベリーニ
【紀伊國屋書店】
発売日: 2004-03-20
参考価格: 6,300 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
・プラシド・ドミンゴ ・フランコ・ゼフィレッリ ・カティア・リッチャレッリ ・フスティノ・ディアス ・ウルバノ・バルベリーニ
|
カスタマー平均評価: 4.5
映像は良いのだけれど・・ ドミンゴが主演している歌劇「オテロ」の映像はかなりな数にのぼりますが、このDVDは映画のようになっていて、映像が綺麗です。演出はゼフィレッリという事もあり、当時のキプロス島の情景や人々の衣装等、細部にまでこだわりを感じますし、見ている人達を当時の世界へ引き込む魅力と迫力があります。また、デズデーモナ役のリッチャレッリは色白の金髪で、大変美しく、清純な印象を受けます。 しかし、第2幕最後や「柳の歌」等、所々で音楽がカットされているので、「オテロ」の音楽がお好きな方は、一瞬「あれっ?」と思われるはずです。それに違和感がなければ快くこの映像を見れると思います。また、そんなに音質は良くないように思います。 貴重だなぁと思う事は、第1幕の宴会の踊りの音楽です。ここの音楽は実際の舞台では省略されることが多く、私もこの映像で初めて聴きました。これだけでもかなり価値があると思います。 リッチャレリの美しさに、ただただ号泣! 10年待った甲斐があった、生きてて良かった、と思わせる1枚で、何となく手持ちぶさたを紛らすために買ってしまうDVDが多い昨今、これは「無人島の1枚」となりうる。美麗な映像、盤石の演出、気鋭の俳優陣を揃え、満を持しての映画形式を採りながら、主役3人は歌手をそのまま出演させる、という異色の作品である。が、そのすべてが信じられないような高みで見事に調和しているのは、さすがゼッフィレッリ、と唸りざるを得ない。 ドミンゴのオテロが見事なのは言わずもがなであるが、しかしとりわけ心を動かされるのは、リッチャレッリのデズデモナだ。その実年齢は置いておいても(笑)、少女の可憐さをなんと見事に表現していることか!それは彼女独特のコケティッシュな歌唱だけでなく演技においても同様で、チョットした仕草や表情に、抱きしめたいほどの乙女の純粋可憐さを見せる。それは、超一流のギャルゲーにも通じる独特の世界観で(事実、超一流のギャルゲーは巷に溢れる似非純文学を遙かに凌駕する世界を描出する)、観るものを切なくさせる。エンディングに至っては、ただただ号泣するばかり。 この主役2人と較べると、ディアズのイアーゴは決して悪くはないものの凡庸な出来。しかし較べること自体が酷か。 作品全体として俯瞰しても、その映像の夢幻的な美しさ、ショットのテイキングやカメラワークの切れ味、心理描写の巧みさ、どれをとっても超一流の出来映えで、まさに非の打ち所がない。1度観たら次はいつ観るのかわからないようなDVDが増えてゆくなか、この作品だけは常に座右に置いて、大切な宝として慈しみたくなるような、珠玉の1枚である。
|
|
[ DVD ]
|
楽劇《サロメ》全曲 [DVD]
・ベーム(カール)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2003-11-21
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
- 収録曲 - 1. 楽劇「サロメ」全曲
|
カスタマー平均評価: 4.5
ベームはすばらしい ベームの指揮はかつてモーツァルトやベートーヴェンで絶大な人気がありましたが、今聴くと???という感じがあります。しかし、ベルクやR.シュトラウスは圧倒的にすばらしいと思います。ベームは人が思うよりモダンな現代人なのです。色彩的な肉感と格調がバランス良く結びついていて本当に見事です。 ストラータスは見ている分には大変すばらしい。ただ、歌はちょっと?です。 正確には星4.5個 ストラータスのサロメが、声、容姿共にとてつもなく美しいです。 登場シーンで可愛らしいサロメ王女が、最終シーンでは、見事なまでに「女」として成熟してしまっているのが見事。オーケストラと歌唱のバランスもよく(これがこの作品の場合、本当に難しい。シュトラウスのオケの響きは、充分に響かせようとすると歌手の声量を超えてしまいがちなんですが、ここでは見事なバランスが保たれています)、純粋に音だけ聞いても十分楽しめます。 0.5点の減点は、サロメの踊りが美しくないこと、ヨカナーンの容姿がサロメが歌と一致しないこと、です。 これも定番。 清純なストラータスのサロメ、ベームの手堅い指揮。ビデオ版のみの頃から定番として名高いグラモフォン版。サロメの演出としてはまだおとなしい、セクシーさのない時代のものですが、根本的なサロメということで、入門にはとてもいいと思います。ヨカナーンが、サロメがいうほど美しくな〜い!のが残念ですが。
|
|
[ DVD ]
|
劇団四季 昭和の歴史三部作 DVD-BOX
・劇団四季
【NHKエンタープライズ】
発売日: 2009-01-23
参考価格: 18,270 円(税込)
販売価格: 14,256 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 12,000円〜
|
・劇団四季
|
カスタマー平均評価: 4.5
日本の若者に必ず見てほしい作品 「李香蘭」は3度、「異国の丘」「南十字星」もそれぞれ1度、舞台で見ていますが、舞台の質の高さをきちんと伝える映像化ができていると思います。
「李香蘭」はいつ見ても感動します。
これほど的確かつ簡潔に「日本の第二次大戦」を教えてくれる作品を(ミュージカルや演劇に限らす)他に知りません。現代史をまともに教えないといわれる日本の中学は、このミュージカル鑑賞を必修にするべきだとすら思います。
といっても、けっして説教くさくないし、ミュージカル作品としての歌もダンスも最高で、躍動感やエンターテイメント性も日本の創作ミュージカルの中でダントツだと思います。
歌姫・李香蘭という素材を見つけて、それを軸に日中戦争の本質を語ろうとした浅利慶太氏の啓蒙的な志の高さに敬意を払いたいと思います。
「異国の丘」「南十字星」も、そういう点では意味ある作品だと思いますが、「李香蘭」に比べると、どうしてこれをミュージカルにしなければならないのかという点での必然性を感じません。
「異国の丘」でいえば前半のアメリカのダンスパーティ、「南十字星」でいえば中盤のインドネシアのガムランや民俗舞踊は見事だと思うのですが、それと「戦争の真実」を語る部分が乖離している気がします。
とはいえ、どの作品も、日本のミュージカルをつくってきた劇団四季の貴重な財産だと思います。
DVDを見て感動したという人は、ぜひ、実際の舞台も見てほしいと思います。 何もミュージカルにしなくてもいいのではないかと思いました 劇団四季のトップスターを集めてはみたものの、ミュージカルとしては如何せん楽曲が弱い、弱すぎる。
どの作品でもいいが、帰り道に思わず口すさんでしまうようなものが一曲であるだろうか。
夢から醒めた夢などのいいものがあるだけに残念、素直にストレートプレイで見せたほうがいいと思う、それだけの力量がある役者さんが揃っているのだから。
買っても何回も見たいだろうし、所有欲のわくものでもないので、星はゼロでもいいくらだが、劇団四季の役者さんのレベルの高さを実感してほしいのでとりあえず、2個。 作品としての素晴らしさは勿論、映像として提供することに敬意 かつて『戦争を知らない子供達』という歌がありましたが、劇団四季によるオリジナルミュージカル『昭和の三部作』はそうした戦後世代へ戦争の時代を生きてきた人達からの“平和への祈り”が込められた作品群です。日本人として生まれながら中国人として生きねばならなかった歌姫?李香蘭、日本と中国の戦争をやめさせようとして奔走し異国の土となった九重秀隆、そして彼を支え続けた宋愛玲、自らが収容所の職員として捕虜に接しながらも決して虐待もせず人間として扱ったものの戦後BC級戦犯として裁かれる運命を静かに受け入れた保科勲。何れも歴史の波に弄ばれた人物達です。彼らの思いは決して声高ではありません。戦争と向き合った自らの姿を静かに、けれど2度と自らと同じ運命に生きる人々を生み出してはならないと語りかけてきます。ですからこの作品はある意味で遠くなりつつある戦争の記憶を風化させることなく次のそしてそのまた次の世代へと語り継いでほしいとの切実な願いが込められています。実際に劇場でこの作品群に接する時、開演前と終演後では観客の若者達の顔が違って見えることも確かです。時に涙している彼らの表情は悲しみだけを湛えているのではなく自らがこれから背負っていく重い宿題に自らの答えを出そうとしているように見受けられるのは私の錯覚でしょうか。映画は同じ映像をそのまま再現することができますが、演劇それもミュージカルは究極のライブでもあり2度と同じシチュエーションはありません。その意味で今回、劇団四季が自らの作品を劇場に足を運ぶことの困難な方々に映像として提供することは賞賛に値する決断です。自宅でこの作品を御覧になったら今度は実際に劇場でこれらの作品の素晴らしさを味わって頂きたいと思います。 今年全部劇場で観ました 今年全部劇場で観ました。生で観るのには適わないとは思い
ますが、でもDVD買います。
単純に戦争反対をうったえかけるものではなくて、3つとも
それぞれの主題があってどれも文化的・芸術的な作品です。
歴史・時代背景や主人公の置かれた状況だけでなく、「これ
が主題だ」と単純に言葉・活字で表現できない人の感情の部
分をよく表現できています。
「自分があの登場人物の立場だったら・・・」といろいろな登場
人物の立場になってみたり、DVDで繰り返し観れるのはありが
たい。
主題を意識しなくても役者が舞台に立つまでの努力を考える
と買う価値はあります。
(四季は作品主義なので要らないレビューかも知れないですが・・・。)
いろんな意味で勉強になる 太平洋戦争を題材にしたドラマや映画は数あるけれど、ミュージカルとなるとほとんどない。そんな中、劇団四季ミュージカルの昭和三部作は、四季を熟知している人もそうじゃない人も、いろんな意味で勉強になります。勿論、生の舞台が一番臨場感がありますが、自宅でじっくり観るのもいいと思います。キャッツやオペラ座の怪人などとは全く違う感動を味わえます。オススメです。
|
|
[ DVD ]
|
ドニゼッティ:歌劇《連隊の娘》 [DVD]
・フローレス(フアン・ディエゴ)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2006-11-22
参考価格: 6,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
|
・フローレス(フアン・ディエゴ)
|
カスタマー平均評価: 5
フローレスは軽くすごい! ドニゼッティの音楽はチャーミングだ。プッチーニのなめらかでメロディックな雰囲気とはまた違うのだけれど、旋律がとても愛らしい。
もっとも彼のオペラ作品は、他にはまだ『愛の妙薬』しか観ていないのだが。
この作品はスカパー!のクラシカ・ジャパンで見かけて、何しろフローレスの軽々と歌うハイCの正確さや調子がよほどよかったのか思わずアンコールで再度歌うところ、そしてチョーフィの安定した共演ぶりに目を見はって全部を鑑賞した。
フローレスの素晴らしさは理解しつつ、これまでそれほど魅力を感じてはいなかった。今回何故なのかちょっと理由が分かったように思う。
彼はいわゆる新しい世代の天才型なのだ。努力して出します・・というのではなくて、いともたやすく出しているようにさえ見えてしまう自然な歌唱力。ジャンルは違うのだけれど、トランペットのセルゲイ・ナカリャコフとも通じるものがあるかもしれない。
チョーフィの歌唱力も素晴しいのだが、ただ残念なのは(よく言われることだが)歌う時の顔の表情がとっても怖いこと。r(^_^;) ルックスだけを求めてはいけないのだろうけれど・・うーん。
二人のスリムなスタイルからも、よい意味で「今どき」の歌手だということを思わされてならない。口ひげの似合うフローレスに、これまでよりちょっぴり好感を抱いてしまった。いずれにしても、これからどんな感じで年齢を重ねて円熟味を増していくのか非常に楽しみな歌手である。 幸せな気分になれます! フローレスの甘い声に誘われて、実際に歌っている姿も見たくなって購入しました。
声だけでなくマスクまでとっても甘くって、
またストーリーも、設定は第二次大戦と言うことですが、
これまたとっとも甘くて、本当にほこほこと幸せな気分になれます。
もちろん音楽も心底満足できるものです。
フローレスは、超絶技巧や連続ハイCのアクロバット演奏だけでなく、
朗々と甘く、しかも芯の通った素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
それだけでも満足満足なのですが、
主役のソプラノも、バリトンも本当に大健闘しています。
フローレスとのバランスもそれ程悪くなく、歌の饗宴満喫できます。
フランス語のオペラでありながら、
まったくもってイタリア・オペラの楽しみが満ちあふれていますが、
やはり主役の3人の歌唱の影響もあるのですが、
ジェノヴァでの公演記録だと言うこともあると思います。
イタリアの人たちの反応がまたこのDVDの雰囲気を作り出しています。
本当に楽しくて価値ある作品だと思います。 楽しい!!! 歌う女優と評されるチョーフィのマリー、そしてハイCのみならず歌心たっぷりのフローレスによる楽しい連隊の娘。
ようやく満足すべき映像作品が発売されたことを喜びたい!
ドニゼッティの音楽もとても美しいしHappyになれるオペラです。
DECCA国内盤オペラDVDは廉価でもないのに日本語の字幕on,offのみしか選択できず、原語字幕が選べないのは学習者にとても不親切なので改善してほしい。 あの感動を再び 2006年6月にボローニャ歌劇場来日公演でうたったフローレスのトニオがDVDでもう1度見ることが出来ます。このDVDでも、日本公演同様あの9回ハイCのアリアを2回歌っているそうで今から楽しみです。ボローニャで見た人も見てない人も1度見る価値はあります。
|
|
[ DVD ]
|
ライヴ・アット・モントリオール・ジャズ・フェスティバル’90 [DVD]
・ラリー・カールトン
【バップ】
発売日: 2002-03-21
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
- 収録曲 - 1. Bubble Shuffle 2. Minute By Minute 3. Strikes Twice 4. All In Good Time 5. Smiles And Smile... 6. The Load’s Prayer 7. Her Favorite Song 8. B.P.Blues 9. Rio Samba 10. Song For Katie 11. Sleepwalk
|
カスタマー平均評価: 4.5
歌を歌うようにギターを弾くってこんなこと♪ ラリー・カールトンのプレイを聴いたのは、スティーリー・ダンの「彩〜エイジャ」が初めてだったと思います。 彼の音楽はハイテカニカルな要素を持ちながらも、メロディーが美しく聴きやすい曲も多いので、ギターフリークにはもちろんのこと、楽器をされない方々にとっても親しみやすい大人の音楽だと思います。もう10年程前になりますが、ブルーノート福岡で、あるフルート奏者のライヴ(ギターはコーネル・デュプリーでした)に行った際、彼が「本日はラリー・カールトンも観に来てくれてるんだ!」と言ってカウンターを指さしたんです。「あーっ、本物だ!」と興奮した私は迷わずカールトンにサインを求めたのでした。気さくにサインをしてくれた彼は、笑顔で私に何か話してくれましたが意味がさっぱりわかりませんでした。最後に親指を立てたポーズをしていたので「お互い頑張ろう!」みたいなことを言ったのだと思います。 日頃から「歌を歌うようにギターを弾けるようになりたいんだ。」と嫁さんに話していた私は、「どういうことかわかんない!」と言う彼女を連れてカールトンのライヴに行ったことがあります。そこでアコースティック・バラードのあまりの美しさに感激し涙を流して聴いていた彼女は「はじめてギターで歌を歌うということがわかったよ。」って言ってました。 このDVDで演奏されているナンバーは名曲ぞろいで十分楽しめる内容です。 エレアコの音が少し硬いのが唯一気になる点ですが・・・。 今度はいつブルーノートに来てくれるのか、待ち遠しいですね♪ これぞカールトン! “Mr.335”ラリーが、335をレスポールスペシャルに持ち替えてアメイジングなプレイを繰り広げる、必見のライヴだ。同じレスポールでも、ソリッドボディでシングルコイル(P-90)付きのモデルを選ぶなんざ、さすがですな。従って、よくある歪み過ぎた、寝ぼけたトーンじゃない。あくまでクリアーで伸びやかなのだ。それと、アコースティックはいつものヴァリーアーツだけど、ずっと使っていたグランドコンサートじゃなくて、カッタウェイのドレッドノート。多分ONE AND ONLYの試作品じゃないかと思うんだけど、エレアコ化してるために、やや音質はハイ上がり。でも、彼だからこそ許される。それ以上に、プレイが良いんだもんな。特にB.P.BLUESと最後のSLEEPWALK(短いのが難点だが)は、涙もんです。これで音声がDTSの5.1chだったら、言うこと無しだったんだけど....ま、いいでしょう。ラリー、あんたは最高さ! う〜ん、ダイレクトなカールトン 久々にカールトンらしいカールトンを堪能した。レスポールもカールトンが弾けば抜けの言い音に変わる。ストラトに持ち換える前なんだけど、これもまたいい。カッタウェイのバレーアーツはちょっと固めで線の細い音。 音はこんな感じ。プレーのスタイルはダイレクトにらしさを感じる。B.P.Bluesは◎
|
|
[ DVD ]
|
J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」全曲 [DVD]
・カナワ(キリ・テ)
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2003-10-16
参考価格: 7,350 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
|
- 収録曲 - 1. 喜歌劇「こうもり」全曲
|
カスタマー平均評価: 4
さすが歌手だけに 他の歌手を歌わせるすべを知っています。所詮はおふざけなんですけれど、おふざけ以上になりました。 豪華な両主役 ドミンゴの指揮はまだ不慣れなせいかテンポがずれたりするのも目立つが、それでもこの、ちょっと緩い感じの演奏がまた味になっているのは、この作品の許容力だろう。ガラ・パフォーマンスのどんちゃん騒ぎといい、ゆったりした気分で楽しむにはうってつけの一枚だ。一方でプライとキリ・テ・カナワの両主役は堂々の貫祿で、これも大きな魅力。歌唱部分はガラを除いてすべて原語なのもポイント。シュトラウスの曲はやはりシューベルトと同じくドイツ語のリズムと不可分で、特にボニング指揮の映像やCDを聞くと、英語版だけはやめて欲しい「こうもり」だが(何か日本語版以上に違和感がある)、この上演はプライ主演のせいか、その意味でも演奏自体はオーソドックスである。セリフは英語に切り替わるあたり聴衆も違和感なく楽しんでいるようで、演出のテンポに抜かりはない。「こうもり」ファンは持っていて損はない1枚。 抱腹絶倒の絶妙な演技を堪能 ドミンゴがコヴェントガーデンを指揮し、主役はキリ・テ・カナワとヘルマン・プライという豪華な顔ぶれの上演です。演奏や演出ももちろん充分に立派ものですが。何といっても見所なのは気の利いた台詞とユーモラスな演技が豊富に取り入れられているところです。特に第三幕冒頭部の看守フロッシュ役のヨーゼフ・マインラートの演技と台詞の絶妙さには、しばらくこの作品が歌劇であることを忘れて大笑いしながら見入ってしまいます。さらにこの場面では、指揮をつとめるドミンゴが歌声も披露してくれるというサービスぶりです。また随所に他の作曲家のオペラ作品の有名な旋律がちりばめられているのも楽しく、誰の何という作品かあてながら観る楽しみもあります。それから、これは演出上の深い意図があってのことなのかどうかはっきりしないのですが、台詞のところどころでドイツ語から英語に切り替わるのがおもしろい趣向です。(もしかすると、原作の台本にない付け加えの台詞は英語でということになっているのかもしれません。)さらにフランス語やイタリア語のフレーズが飛び出す箇所もあるので、語学好きな人たちには音楽や演技とは別のたまらない魅力があります。演奏に関しては、ところどころやや重過ぎてオペレッタ的ではないと感じられる部分もありますが、全体としては、ウィーン系のオーケストラとは一味違った大変好ましいものにまとまっています。
|
|