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[ DVD ]
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太陽にほえろ!1980 DVD-BOX II
・石原裕次郎 ・沖 雅也 ・木之元亮 ・小野寺昭 ・下川辰平
【VAP,INC(VAP)(D)】
発売日: 2009-09-26
参考価格: 36,600 円(税込)
販売価格: 27,084 円(税込)
( 近日発売 予約可 )
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・石原裕次郎 ・沖 雅也 ・木之元亮 ・小野寺昭 ・下川辰平
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カスタマー平均評価: 5
ドクター刑事登場 太陽にほえろ!を変えた男=ドック刑事が遂に登場です。
登場編の第415話からいきなりギャグの連発です。スニーカーを「スパイク」、ロッキーを「アルプス」、スコッチを「ブランデー」、ゴリさんを「ゴローさん」と勝手にあだ名を変えてしまうのに笑ってしまいました。本人もゴリさんからドックではなく「ヤブ」(ヤブ医者)と呼ばれてしまいます。
使用拳銃のS&W M59も、皆と違うオートマチックで個性的です。
他にもマスコットガール(お茶汲みの女の子)である、ナーコがフィーチャーされた第417話「ボスの誕生日」。
ロッキーが結婚する第420話「あなたは早瀬婦警を妻としますか」。
ドックの"犯罪入門シリーズ"第一弾第432話「スリ学入門」などが印象に残っています。 最高です 多少大袈裟に言わせてもらうなら、映画「風と共に去りぬ」に匹敵する傑作と思います。もちろん時代背景は異なりますが、この時代にこの俳優が揃ったことが奇跡だと思います。今のチープなドラマを見るに付け、良き時代を回想しています。いずれにしてもこれを超える刑事ものは絶対に出ないでしょう。まず役者がいませんし音楽家もいません。あの番組が最高たりえたのは最高の音楽も存在したからです。自分はもう50になりますが、クライマックスの音楽を聞くと今だに血が騒ぎます。最高の役者と音楽家と脚本家が揃うとこんなにも素晴らしい作品が誕生するという実例だと思います。唯一残念なのが沖雅也の早過ぎる降板と自殺です。無理を承知で新作が見たい。
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[ DVD ]
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鬼平犯科帳 第4シリーズ DVD-BOX
・中村吉右衛門 ・多岐川裕美
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2003-02-22
参考価格: 39,900 円(税込)
販売価格: 39,900 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 27,000円〜
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・中村吉右衛門 ・多岐川裕美 ・池波正太郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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踊る大捜査線 コンプリートDVD-BOX (初回限定生産)
・織田裕二 ・柳葉敏郎 ・深津絵里 ・いかりや長介 ・水野美紀
【ポニーキャニオン】
発売日: 2005-11-25
参考価格: 49,875 円(税込)
販売価格: 37,050 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 26,800円〜
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・織田裕二 ・柳葉敏郎 ・深津絵里 ・いかりや長介 ・水野美紀 ・君塚良一
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カスタマー平均評価: 4.5
蛇足付き このボックスの内容をお伝えします。
Disc1?6 テレビ放映版を収録。懐かしくも楽しい。
Disc7?9 テレビのスペシャル版3本収録。内田有紀さん主演の番外編も意外と良いです。
Disc10,11 映画版2本。満足。
以上が全てです。残りあと6枚も付いてきますが、はっきり言って全て蛇足です。
仕方なく以下に紹介します。
Disc12 映画版の「ディレクターズカット」。違いが微妙すぎてどうでも良い1枚。
Disc13?15 テレビ番組が面白くない最大の原因は「楽屋落ち」と「自画自賛ネ
タ」にあります。それが集約された3枚。こういうモノは個人が趣味でつくり、身
内にいやがられながら配布するようなものです。金を取る時点で心得違い。
Disc16、17 もはや再生する気もおきません。論外。
VFXでがんばった裏方さんの話などはとても興味深いですが、悪のり3人組の楽屋
ネタや、プロデューサーだか誰だかの自画自賛映像、分厚いブックレットにぎっ
しりの自慢話など、ばかばかしい構成が目立ちます。もっと本編の中身とそれに
付随するネタでいくらでも掘り下げられるはずですが、エネルギーを内輪ネタに使
う事しか知らない人たちが作っている以上、仕方ないのでしょう。
本編は文句なしと思います。唯一、滑舌の悪い俳優、というのは歌の下手な歌手
なみに困ったモノですが、なぜかこの作品ではそういう人がベテラン性格俳優
として活躍しています。これも演技を真剣に考えない人々が生み出した異常事態でしょう。
以上、本編と映画版が見たい人には、別の選択肢をお勧めします。 いわずとしれた 深津絵里さんが女優としての飛躍につながった傑作。 この時期はまる顔ムチムチでかわいい印象ですね。芯の通った強い女性は透明人間(飛鳥さん)でも見せてはいたがすみれさんで大きく固まったと思う。その後のカメレオンっぷりは皆さんのご存知の通り。現在の深津さんはスラッとしてかわいいというよりきれいになってますがどちらも素敵ですね。ファンとして残念なのは深津さん真骨頂の時期のドラマはDVDにほとんどなっていないんですよねぇ。 まぁまぁ満足… 特典映像が多く、中でもOD2の監視カメラの映像などは完成度の高さに感動致しました。ですがわがままを言えば、キャストの皆様のインタビューなどもう少しあれば…と思います。ブックレットも製作者三人の対談のみで、一度読んだら終わりでした。 コンプリートと言うものの 解説書についてチャート方式の簡単なDVD案内は単体販売のものと同じものが掲載されていますが、劇場版などに掲載されていた解説などは有りません。ただ、DVDはレーベルのみが変更されているので、手探りで宝箱を探さなきゃならないです。それと、メインスタッフによる座談会のブックレットが付いてきますが、それは何故か箱に入らない(笑)サイズが同じだけに、少し歯がゆい思いですね。まぁ、それと値段を抜かせば、文句なしです。あと、交渉人真下正義と容疑者室井慎次が無いのは、あくまでも、踊る大捜査線のコンプリートボックスだからという事で納得してください。ブックレットでもちゃんとその事に触れていますし。無くても、楽しめますから。 最高ですね! たまたまMovie1を観たら、おおはまり。
結局コンプリートボックス買ってしまいました。
TVシリーズ、映画と基本は全て押さえられていますから、
後は1回通してみて、解説本買ってまた
頷きながらまた見て、、、TVで最近放送有った時
織田さんが仰っていた「踊るワールドはディープ」という
言葉の意味が良く分かりました。
最近へこむ事が多かったのですが、これで元気になりました。
皆さんもこれで元気になりましょう。
(以前からのファンの方すいません、初心者のまだ体験していない方への
レビューと言う感じです)
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柔道一直線 DVD-BOX 3【初回生産限定】
・櫻木健一 ・吉沢京子 ・高松英郎 ・牧冬吉
【東映ビデオ】
発売日: 2007-10-21
参考価格: 31,500 円(税込)
販売価格: 31,500 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 26,798円〜
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・櫻木健一 ・吉沢京子 ・高松英郎 ・牧冬吉 ・梶原一騎 ・永島慎二 ・佐々木守 ・上原正三 ・細川すみ
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カスタマー平均評価: 5
ついに大団円 最終シリーズでは結城真吾(近藤正臣)や黒井キャプテン(神太郎)ら高3の先輩たちは卒業し,一条(桜木健一)は新高3生たちに嫉妬からいびられしごかれる展開になります.そこへ転校生の大沢健二(石田信之=ミラーマン)が登場するという展開になってます.もちろんライバルの風祭右京(佐々木剛=仮面ライダー2号),赤月旭(真山譲次=キカイダー/サブロー),大噴火投げの城山大作(山本正明),鮫島(田中正樹),"グァ,ハッハ"笑いが特徴の大豪寺虎男(保高正伸)も入り乱れての大団円で,見所満載.vol3には富山敬さんも1話のみですが出演されてます.顔出しで,若いです.座談会では主役3人に佐々木さん石田さん,そして近藤正臣さん(なんと撮影当時27歳で妻子持ちだったにもかかわらず高校生役を違和感なく演じられてました.足で弾く猫踏んじゃったは迷演技です)のインタビューもついててすんごい面白かった!! 桜木・吉沢コンビの「太陽の恋人」もdvdで発売してくれないでしょうか?
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[ DVD ]
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NHK大河ドラマ 翔ぶが如く 完全版【第弐集】 [DVD]
・西田敏行;鹿賀丈史;田中裕子;賀来千香子;緒形直人;佐藤浩市;樹木希林;田中健、蟹江敬三;小林稔侍
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2007-12-21
参考価格: 37,800 円(税込)
販売価格: 26,602 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 29,400円〜
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・西田敏行 ・鹿賀丈史 ・田中裕子 ・賀来千香子 ・緒形直人 ・佐藤浩市 ・樹木希林 ・田中健、蟹江敬三 ・小林稔侍
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カスタマー平均評価: 5
これを見て大久保ファンになりました 放送当時の平均視聴率はたしか大河ドラマ史上下から3?4番目だったそうなのですが、私は毎回楽しみにしていました。 こうしてDVD全集が出るところを見ると、わりと根強いファンがいたんだな、と嬉しくなってしまいます。 時代の流れで仕方がないことなのでしょうが、なんとなくトレンディ系の味付けも入れなければならない昨今の大河にはない独自の重厚さがこの頃はまだあったと思います。 それはやはり主役の西田敏行と加賀丈史の演技力に負うところが大きいと思います。 西田さんはつけ眉毛と着物の下に肉襦袢(?)か何かを入れて体を膨らませているのがちょっと笑えるのですが、大久保役の加賀さんは本物(の写真)にかなり近い容貌でかっこよかったと思います。
前半も勿論面白いのですが、私は第二部―明治政府篇に興奮しました。 特に西郷と大久保が対峙する“両雄対決”の回、西南戦争のあたりは感動しました。 西郷はわりと自分の進退はもう時の流れにまかせきっていて何の迷いもないようでしたが、いまだ国家として生まれたばかりの日本をしょって立たねばならない大久保の苦衷(同郷の薩摩人からは裏切り者とののしられ、政府内の国家方針もバラバラ)とそれを受けて立つ毅然とした態度には目を見張るものがあり、それを表現できる演技力が加賀さんには確かにありました。 さらに西郷と征韓論でもめる前に、自分の息子たちに遺した手紙の内容は見事なもので、男ならこう生きたいものだなーと、当時しみじみ感動したことをよく覚えています。 現在放映中の“篤姫”を二倍楽しむためにももう一度見ておきたい作品ですね。
両雄の孤独 戊辰戦争から西南戦争までの10年を描く第二集。第一部冒頭の、桜島を望む浜を走る吉之助と正助の若さと笑顔があったればこそ、この第二部の西郷と大久保の苦悩をひしひしと感じることができる。両者が抱え、両者にしか判らない、それぞれを取り巻く無理解と孤独。遣韓問題を巡る両雄の対立は鳥肌が立つ緊迫感。それだけにそれぞれの寂しさが沁みてくる。そして岩倉具視、川路利良、村田新八、江藤新平、伊藤博文といった脇役達からも目が離せない。第一部に比して出番が減ったとはいえ島津久光も圧倒的な存在感。西郷・大久保という二つの巨星と明治初期という時代を描いた大河ドラマ屈指の傑作である。一つ不服(というほどのものではないが)を言えば、ジャケットの大久保に髯が欲しかった… おそらく同意見の方が少なからず居ると思う。 二人の革命家の最後は・・・ 莫逆の友として明治維新を成し遂げた西郷と大久保。
その二人がそれぞれに抱く新国家像の在り方の違いが次第に表面化していき,征韓論で一気に対立していく。
西田敏行が悲壮感あふれる巨大な西郷を,鹿賀丈史が理論家肌の官僚政治家・大久保を,それぞれ見事に演じ切っており,これ以上のハマリ役はない。
維新の様々な矛盾を一身に背負って散っていく西郷と,後事を託されたにもかかわらず兇徒の刃に倒れてしまう大久保の最後は涙なしには見られず,二人がその人生の最後に思ったのは何であったのだろうと考えていくと興味は尽きない。
薩摩藩士の爆発的なエネルギーを感じさせる作品 維新の薩摩武士のエネルギーは凄いもので、全盛期の平家も、徳川幕府を打ち立てた三河武士も遠く及ばないものだったと、司馬遼太郎は原作本で述べています。
幕末を訪れたアーネストサトウは、薩摩人を評して、「非常に勇気があり、性格が素直であるという印象を受けた。私は薩摩人がやがては日本中ではるかに他をしのぐであろうと思った。」と書いています。
この大河ドラマは、幕末におけるそういった薩摩藩士の爆発的なエネルギーを描いており、そこが他の大河とは異なる大きな魅力となっています。様々な場面で「チェスト!」と叫び、目標に邁進していく志士たち。出演俳優の気合の入れ方も相当なものです。
維新の立役者、西郷隆盛や大久保利通の活躍を描く一方、この下巻ではクライマックスである西南戦争へと向かう悲劇的な2人の姿を描き、凛とさせられます。
2008年の大河ドラマは「篤姫」ですが、この「翔ぶが如く」も観てエネルギーをもらってはいかがでしょうか。本巻には特典映像として、第二部予告編がつきます。またバラで購入するよりも当然安いので、割引率が高い今のうちに、早めに購入することをお勧めします。
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NHK大河ドラマ 毛利元就 完全版 DVD-BOX 第壱集
・中村橋之助 ・富田靖子 ・松坂慶子 ・上川隆也 ・松重豊
【NHKエンタープライズ】
発売日: 2005-08-18
参考価格: 44,100 円(税込)
販売価格: 26,460 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 69,000円〜
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・中村橋之助 ・富田靖子 ・松坂慶子 ・上川隆也 ・松重豊 ・永井路子 ・内館牧子
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カスタマー平均評価: 4.5
西国切っての大大名「毛利元就」に事実上、初めて光を当てた作品といってよい。 元就は確かに謀略の人でしたが、そんな彼を所謂「乱世の梟雄(きょうゆう)」と呼ぶ声を聞かないのは、彼が信賞必罰をはっきりとさせたこと。
「三本の矢」(創作らしいが)の教えに喩えられるように身内の団結を重視したこと。
統率力に優れ、文武両道だったことなどに起因するようですね。
それにしてもドラマの元就は「いいひと」すぎですが。
信長がやっと尾張を統一した頃にすでに毛利は中国地方を平定していたのだから、一気に京都へ上洛して中央を押さえれば良かったのだが。
元就の「天下を望んではならない」という遺言も孫の輝元がその器ではないという判断からだったのかもしれないが、代わりの九州侵攻も四国侵攻も中途半端。
そのうちに、足利義昭に頼られて信長と戦わなければならないことに。やはり完全な安定期に入っていない時期の「天下を望むな」は領土拡大すらも否定することに繋がり、毛利家を守りの姿勢に入らせてしまったのではないか。
(その守りすらも結局、関ヶ原の戦いでの賭けが裏目に出て、周防・長門の二カ国に大減俸となってしまったわけだが)
そんな毛利家を何とか存続させたのは元就の三男・小早川隆景の功績が大と思う。
というか隆景が家督を継いでいれば展開かなり違うでしょう。
隆景を称えた「父に似ずして父以上」は誇張ではないです。
朝鮮出兵で明軍の猛攻に追い詰められた秀吉軍の危機を、湿地帯に敵を誘い込んで打ち破るなど、父・元就と共に数々の戦いをくぐり抜けてきた隆景は戦の達人であって、秀吉以外で徳川家康を別格とすれば、人物といい経験といい貫禄といい対抗できそうなのは黒田如水くらい。しかも親秀吉派であって信義にも厚いとくれば、隆景を失ったことは豊臣政権にとっても大きな痛手だったことでしょう。
今でも1番好きな大河です 皆様も書かれていますが、敵などの俳優さんの演技がすばらしい。
緒形拳さんの訃報を聞いたとき、この作品の重要人物であり緒形さんが演じられていた「尼子経久」の死にっぷりを思い出しました。
数々の戦場を戦い抜いた元就の最大の敵であり戦の師匠とも言える武将は
「鬼をやり尽くしたわ」と静かに、そして激しく「前のめり」で死んでいきます。
まさに「前のめり」で亡くなられた緒形さんにあまりに重なって…
そんな激しい側面と裏腹に毛利家での場面は「ホームドラマ」。
経久譲りの謀略で戦う「鬼の知将」元就は毛利家では「しおしお」とぼやくオッサンでした。
彼の周りの明るい女性達に囲まれながら皆を護るために戦場では鬼になる元就。
そのコントラストも素晴らしかったです。
08年大河ドラマ「篤姫」に出演されている俳優さんも沢山登場します。 私の中の、ある「金字塔的」作品 これは、私(女)の感想です。確か、放映当時、高校生でした。大河ファンといえども歴史には詳しくありません。ただ、この「毛利元就」は、何故か好きです。戦国の世を、顔も知らない、明日の命の保証も未来もワカラナイのに、知らない相手に嫁いでいくんです。しかも、オモシロイのは、相手が恐ろしく情けない相手で家格の低?い相手だった(笑)。ま、その人が、毛利元就(男)。で、主人公なのですが、原作では名もない彼の妻→"おかた";美伊が主人公です。彼女が元就の妻になります。もう10年近く経ってしまったけれど、富田靖子さん演じる美伊の方は、本当に生き生きとして、可愛らしい…!楽天的であれども、シオシオと情けない夫に、「ああ、情けない!」ではなく、何と言うかと思えば、「時の流れはチロリ。あっという間…。殿、もう勝ったようなものにござります!」と、言うんです!(驚き!!)後は、妻の役目で踏ん張り、夫と二人三脚で生きて行くのでした。正直、元就の愚痴には、辟易もするけれど、それも私には魅力的に映った。何にしても、彼はちゃんと外では頑張って、妻の元へ帰って来る。妻を無二の相手としている。一国一城を目指すのではない。ただ戦国の世を生き抜くだけ。私は大河のまつと千代と並んで、美伊もとても好きだ。 内容はいいのですが... 毛利元就の中村橋之助さん、インパクトが弱すぎです。緒方さんがいるだけに...
よけいにめだつ!すいません。正直に記載しております。
何と言っても緒方拳! できのいい部分と悪いところがある大河ドラマ。
序盤は緒方拳演じる尼子経久と、大内家の当主を演じる細川俊之のカッコいいオジサマ二人が主役の橋之助元就を食ってしまっている。
少年時代をV6の森田剛の顔に精悍さがあるために、橋ノ助に変わった途端に間の抜けたような顔に感じられるし、いくら「ぼやきの元就」で2大勢力にはさまれてるからといって、あれだけぼやかれるとちょっと主役としての魅力に欠ける。
元就の父の側室で、元就の母である正室が死んだ後、母親代わりを務めた側室・杉の方役の松坂慶子は、フジの連ドラ「マザー&ラバー」の母親役同様、妙に年甲斐もなく若ぶってるような演技で見ていて痛い。
天竺に行きたいと思ってたら、特に病気になったわけでもないのにいきなり死亡ってそれはないだろう。
富田靖子の美伊の方(元就の妻)は新妻のようなかわいさや初々しさを感じてよかったが、子供が成長してる姿に比べて年をとってる感じがぜんぜんしないのはいかがなものか。
また、これら奥方衆とその侍女の会話はほとんどしょうもないもので、話の腰を折ってるように感じられた。(早送りで飛ばしてた)
緒方拳の尼子経久は、「ガンダム」でいうところのアムロにとってのランバラルのような存在として描かれている。
自分の死さえも謀略に使い、死を公表するよう言い残し、敵を出雲におびき出して「出雲から一兵たりとも生かして帰すな」というあたり、戦争屋というか戦馬鹿ぶりを感じさせてよい。
本作では「謀多きが勝ち、少なきは負ける」という名台詞を経久が言うが、これは元就が残した遺訓状にある言葉である。
そうしたことから察するに、ドラマでは元就は経久から「戦国の世に生きる男の有り様」を学んだということなのだろう。
(史実ではそういった経久への畏敬の念などはあったのだろうか)
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[ DVD ]
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水もれ甲介 DVDコンプリートBOX 上巻
・石立鉄男 ・村地弘美 ・原田大二郎 ・森繁久彌 ・左幸子
【IMAGICA】
発売日: 2002-04-25
参考価格: 20,475 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 26,460円〜
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・石立鉄男 ・村地弘美 ・原田大二郎 ・森繁久彌 ・左幸子
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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鬼平犯科帳 第3シリーズ DVD-BOX
・中村吉右衛門 ・多岐川裕美
【松竹ホームビデオ】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 39,900 円(税込)
販売価格: 31,093 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 26,307円〜
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・中村吉右衛門 ・多岐川裕美 ・池波正太郎
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カスタマー平均評価: 5
鬼平と「江戸の粋」 遂に待ちに待った第3シリーズですね! 版権のせいなのか、このシリーズは時代劇チャンネルとか衛生劇場でもめったに放送しないので本当に楽しみにしておりました。結果は期待通り、評判だけは聞いていた「密偵たちの宴」特に最高です。(しかし、良〜い役者揃いです。)一度で良いから、お頭と彦十と池波先生と一緒に五鉄の軍鶏鍋を肴に飲み明かしてみたかった・・・もちろんおまさの酌で。「江戸の粋」たぁこれだわな!
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[ DVD ]
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太陽にほえろ! テキサス刑事編II DVD-BOX
・勝野洋 ・石原裕次郎 ・露口茂 ・竜雷太 ・小野寺昭
【バップ】
発売日: 2004-07-05
参考価格: 41,580 円(税込)
販売価格: 41,580 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 26,299円〜
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・勝野洋 ・石原裕次郎 ・露口茂 ・竜雷太 ・小野寺昭
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カスタマー平均評価: 5
ここらが安定期 毎週の視聴率が30%取っていた安定期です。
テキサスもさることながら、山さんをはじめとした他のメンバーのキャラクター設定も、大分完成してきた感じです。
私は先に、テキサス&ボン編を見てしまったので、人数が少なく寂しい感じがしてしまいます。チャコ(浅野ゆう子)が1クールだけ登場しますけど。 おすすめ! 14年半の太陽にほえろの歴史の中で最も面白い時期ではないでしょうか。大人のドラマという感じです。おすすめです!
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気になる嫁さん DVD-BOX1
・石立鉄男 ・榊原るみ ・佐野周二 ・富士真奈美 ・山田吾一
【日本クラウン】
発売日: 2003-12-21
参考価格: 33,600 円(税込)
販売価格: 26,177 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 65,000円〜
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・石立鉄男 ・榊原るみ ・佐野周二 ・富士真奈美 ・山田吾一 ・大野雄二
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カスタマー平均評価: 5
昭和を代表する不滅の名作 「気になる嫁さん」は意図したのかそうでないのかわからないが、昭和の大家族時代から核家族時代へと移行する課程を見事に描き切ったコメディーの傑作だ。ぎすぎすした家族の中に他人である「嫁さん」が飛び込むことによって、家族それぞれの優しさが引き出されていくというモチーフは小津安二郎の映画に通じるものがあり、心温まるホームドラマになっている。秀逸なのは松木ひろし氏や山本邦彦氏その他の軽妙な脚本であり、早いテンポで立て続けに吐き出されるセリフはさながらハリウッド映画を彷彿とさせ、時代の古さを全く感じさせない。
そして特筆すべきはもちろん、俳優陣である。石立鉄男という天才的な俳優はもちろんのこと、主演の榊原るみを囲む俳優の山田吾一、富士真奈美、水野久美、山本紀彦、浦辺粂子、佐野周二のいずれもが芸達者であり、劇団で鍛えられた俳優は今のアイドルやモデルからポッと出た俳優とは違い、さすがと唸るばかりである。この脚本と、この俳優で、時には荒唐無稽に思われるストーリーも無理なくコメディとして受け入れることができる。佐野周二氏、浦辺粂子氏、そして石立鉄男氏は既に故人となってしまったが、大した財産を残してくれたものだと感謝の念に堪えない。このシリーズはなかなか手に入らないものが多いが、「気になる嫁さん」は是非購入し、手元に置いておきたい昭和の名作である。 涙なくして。 家族全員で思い出しては上映会してます。昭和最高。特にこの時期のドラマは傑作ぞろい。特に気になる嫁さんの鉄男さんかわいらしすぎです。今の時代でこの味が出せそうな俳優さんは大泉洋くらいでしょうか。 家屋という名の玉手箱から このドラマで舞台になった家屋が忘れられない。オンエア当時、私は小田急線で通学していた学生だった。成城学園前駅手前、仙川に架かる短い橋脚で朝の通学時間帯に電車が駅の信号待ちしていた時、私は必ず眼下を見下ろしていた。その視線の先には、あのロケで使われた家屋があった(現存せず)。その間、僅か数分だったが、幾たびも眺めていると、不思議と知人の家のように思えていた。70年代の東京で、公団住宅と二分するくらいこの家屋は代表的な木造住宅だった。東京で生まれ育った私の周りでもよく見かけられた。まだ、2×4住宅は余り見かけなかった頃のこと。今思えば、地味だが見えない豊かさが感じられる家屋。その「玉手箱」の中からプライスレスな温もりが、今でも「おとぎ話」を通して伝わってくる。ご飯の湯気のように。 ある意味、ボクらの時代の“ヒーロー”だった。 生まれて初めて好きになった俳優は石立鉄男だった。70年代、ユニオン映画社が製作し、東宝クレージー・キャッツシリーズ等の才気あるコメディを手掛けていた松木ひろしを中心とした脚本家たちが構築した、作品は異なれど“口は悪いが思いやりが深い、陽気な二枚目半”的なキャラクターをコミカルに演じたNTV系の「水曜8時石立劇場」での人情悲喜劇は、10代の前半だった私にとって、本当に思い入れが多いプログラムだった。中でも、今作と「雑居時代」は、再放送も含め、何度も何度も繰り返し見ていた生涯忘れえぬ傑作だ。このドラマ、ホーム・コメディのカテゴリーに入るが、ただのコメディでは断じてない。70年代初頭、高度経済成長期を通過したある家族の物語。てんでばらばらで個性的な一家が、榊原るみ扮する末っ子の嫁が家庭に入ることで次第に優しさや絆を取り戻していく話を、独特のペーソスと笑いを散りばめながら、切なさと暖かさをもって描く一方、石立がTVの視聴者に突如話しかけたり、ドラマの脚本が出来てない設定で、“ドラマの中で実際の出演者が”物語を推測したりと、斬新で型破りなタッチで、日本のドラマ史に残る作品だった。とにかく、コメディでありながら、結局は一家離散と言うどうにもぺシミスチックなラストが凄すぎる(笑)。日本のバート・バカラック大野雄二の軽やかで美しい音楽も素敵な今作、石立は弱小サラ金業を営むどケチな次男役を演じていたが、金に人一倍執着しながらも実は情が深い役柄が子供心にカッコ良さを感じたものだ。マスコミ嫌いで知られ、実際はドラマのキャラクターとはかなり違ったようだが、ブラウン管でのその姿は、ファンにとっては、いつまでも残り続けるだろう。合掌! 石立シリーズの最高傑作 小中学生の頃、再放送で石立鉄男のシリーズはいろいろ見たが、子供心に「気になる嫁さん」が一番面白いと思った。大人になってDVDで見直したが、今もその思いは変わらない。榊原るみはかわいいし、関口宏の父、浦辺粂子、富士真奈美等の配役もまた良い。一般的には「パパと呼ばないで」や「水もれ甲介」の方が評価が高いが、私は「気になる嫁さん」が石立シリーズの最高傑作だと思う。 清水家の家族はそれぞれが自分勝手に生きているようで、皆心は優しくて愛がある。全体的にはコメディだが泣かせるシーンも何箇所もあるし、子供から老人まで年齢に関係なく楽しめる最高のホームドラマだ。
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