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[ DVD ]
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パパと呼ばないで DVD-BOX I
・石立鉄男 ・杉田かおる ・大坂志郎 ・三崎千恵子 ・松尾嘉代
【バップ】
発売日: 2003-10-05
参考価格: 30,450 円(税込)
販売価格: 23,744 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 22,750円〜
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・石立鉄男 ・杉田かおる ・大坂志郎 ・三崎千恵子 ・松尾嘉代
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カスタマー平均評価: 5
シチュエーションコメディの傑作 言うまでもなく昭和を代表するホームドラマ、シチュエーションコメディの傑作である。亡くなった姉の一粒種を預かった独身サラリーマンの奮闘を、佃に住む下宿先である米屋の人々との交流とともに温かく描いている。基本がコメディであるから高いリアリズムを期待するのは野暮というもの。しかし、70年代を風靡した石立作品の中では「水もれ甲介」と共に、比較的リアリズムを重視した作品に出来上がっている。
松木ひろしの他に、向田邦子が脚本を担当していることが興味深く、それがまたこの作品の奥深さに貢献しているのかもしれない。「気になる嫁さん」や「雑居時代」の軽妙な会話のやりとりは少なく、またハチャメチャなスラップスティックの楽しさもないが、作りがしっかりとした石立劇場のペーソスを噛み締めながら味わって欲しい。 また逢いたい、あの家族 この舞台である東京には、まだ都電も走り、他人を下宿させる下町風情も 色濃く残るという時代であり、そんな中、店子と大家が一つ屋根の下で、 ひとつの家族として何かを育くんでゆくという彼らの泣き笑いを描いた、 昭和47年のドラマである。彼らの同居生活からは、他人とのプライバシーの不自由さは、 微塵も感じられない。むしろ、人々の心を寄せ合わせる有り難みと、 滑稽さと、楽しさと、生き甲斐が、常にそこにはあったように思える。 チーボーが嬉しい時や辛い時、画面の外に居るこちらの涙腺も何故か忙しい。 つい自分も童心に帰ってしまうからなのだろう。 是非、右京さんや井上精米店の人々の心の交歓に触れていただきたい。 また、あの頃の家族にに再会できるような、そしてま???最終回を見終われば、 もう彼らと再会できない寂しさを覚えてしまうような、 そんな優しいDVD_BOXである。
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太陽にほえろ! テキサス&ボン編I DVD-BOX「ボン登場」
・宮内淳 ・石原裕次郎 ・勝野洋 ・露口茂 ・竜雷太
【バップ】
発売日: 2005-01-26
参考価格: 39,480 円(税込)
販売価格: 39,480 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 22,705円〜
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・宮内淳 ・石原裕次郎 ・勝野洋 ・露口茂 ・竜雷太
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カスタマー平均評価: 4
一番観られ 一番地味な若手刑事登場 このボンの登場から殉職までの4年間が 太陽にほえろ!の本当の黄金期
繰り返し再放送されたマカロニジーパンの強烈さと イケメンを揃えて女性向き番組と化した後期に挟まれ 今となっては印象の薄さは否めませんが
一話一話の完成度とバラエティー度の高さは TVドラマとして他の追従を許しません。
リアルタイムで一番観られていたボンのいた時期こそ この番組の完成形です
ロッキーがいた時期にボンが言う「騙すより騙される人間の方が俺はいいよ」は自分の心に今も残ってます
懐の問題はあっても観てほしいですね
相変わらずタイトルの知名度に頼り切った商品構成には怒りすら覚えますが 少年から青年へ 田口良。登場時の年齢、24歳。七曲署に志願する積極さの一方で、伯母付き添いの初出勤。大阪出身、7人の姉を持つ末っ子は愛されてきた分、頼りなさを感じさせる少年の面影のある青年だった。 今回収録分は、テキサスの影に隠れて、頼りなさばかりが全面に出てるようにも見えます。けれど、先輩達に揉まれ励まされながら、ボンは少しずつ、自らを解放させるかのように変貌していく。油断してると見落としそうな言動や仕草に。それを成長ととるか、元々備わっていたものを開花させていっただけなのか。 テキサス&ボン期を本放送で見たことが殆どないのだけれど、私は後者のように感じています。名作と銘打つのは簡単ですが、14年以上続いた『太陽』は、キャラの宝庫であり、それ故にファンの世代交代も繰り返してきました。好き嫌いばかりはどうにもならないけれど、興味があるなら、付き合ってみるのも悪くないと思いますよ。 4人目の新人刑事・田口良という人間を。その歩みを。
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雑居時代 DVD-BOX1
・石立鉄男 ・大原麗子 ・杉田かおる ・大坂志郎 ・富士真奈美
【日本クラウン】
発売日: 2002-12-21
参考価格: 25,200 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 43,800円〜
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・石立鉄男 ・大原麗子 ・杉田かおる ・大坂志郎 ・富士真奈美
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カスタマー平均評価: 5
珠玉の石立作品 石立鉄男という希有の才能を得たことは、70年代の日本のテレビ界にとって、そしてあの時代を生きた人々にとって幸運なことであった。「雑居時代」は石立作品の中でも「パパと呼ばないで」と共に評価が高く、個人的には「水もれ甲介」や「気になる嫁さん」のほうが好きであるが、「雑居時代」のウェブサイトを立ち上げている方がいるほどファンは多い。
確かに石立鉄男の演じる十一というキャラクターは口は悪いが心は優しいという石立鉄男の独壇場であるキャラクターの極致であり、またそれを受けて立つ大原麗子のセクシーな魅力には他の追従を許さないものがある。富士真奈美、山田吾一、山本紀彦といった石立ドラマの常連も健在で、石立とのやりとりが相変わらず見逃せない。加えて川口晶のキャラクターも出色である。山口いづみもこの作品には特に思い入れがあるようで、彼女のブログにもその思いは鮮明である。
「気になる嫁さん」ほど深刻なテーマは扱っていないが、ある意味そのおかげてより気楽に楽しめるコメディーに出来上がっていると思う。昭和を美化することは好きではないが、このドラマを見ていると昭和の良さに思わず引き込まれずにはいられない。 大好き。昭和48年。 石立鉄男さんドラマでは一番面白いです。ほのぼのしていて昭和48年が確実に映像の中に切り取られていて最高です。最近のスタジオの中だけで展開するドラマとは違って時代がいきいきと呼吸しています。まさに簡易タイムマシンのようです。 1970年代の最高のテレビ・ドラマが遂にDVDで復活! このドラマの母体となっているのは「おひかえあそばせ」で背景は一緒で女性人が違うだけです。宮本信子→大原麗子でどちらも甲乙つけがたいですね。ストーリー的にはほのぼの感があって見ていてとても気持ちがいいです。また脇役人たちも「気になる嫁さん」から石立と競演している山本紀彦と名優大坂史郎の存在が光ります。そしてなんていっても大事なのは脚本の松木ひろしさんです。この方のシナリオはセンスがあってテンポもよく、また感動も与えてくれます。「おひかえあそばせ」での石立の役は小早川薫で女性人たちはてっきり女性の方が引っ越して来るものだと勘違いしてドラマはスタートします。この作品での石立は大場十一でカメラマンの稲葉周作(川崎敬三)からはトイチと呼ばれます。私はこのドラマをリアルタイムで見て、16時からのリピートでも見てCS放送でも見てテレビ東京でも見ました。勿論ビデオに録画しましてもう何回も見ています。ほとんどセリフは覚えてしまいましたね。でも何故か飽きないのです。今だにこのドラマを越える作品にはお目にかかっておりません。 嗚呼、懐かしの「雑居時代」よ! こんな時代が来ようとは思ってもみませんでした。我々が子供の頃、何度も観た・・・が、その見方はかなりいい加減だったので、話の内容や作品がかなりシャッフルされている「石立鉄男ドラマシリーズ」。その中でも、個人的にはやはり「雑居時代」が一番です。あの時代(1973年)の、熱さ・気楽さ・自由さ、そして何より「愛と良心」がてんこ盛りだからです。だからといって、決して嫌みな感じがしないのは、すべてにおいて「良く出来たドラマ」だからだと思います。このドラマや、その他シリーズ作品から学んだ事はたくさんありました。現在でも脈々と私の中に残っております。DVDで何度も鑑賞できるとは、何と幸福な事でしょう。「雑居時代」は永久に不滅です! 不朽の名作、ついにDVD化! このドラマのマニアは意外に多くDVD化はまさに待望である。 現在、12CHで再放送がされていてストーリーも佳境にさしかかっているのでビデオに録ってない方はこのDVDの前半部分を見て復習するのも一興である。内容といえばラブ・コメディの王道的なストーリーだが主演の石立鉄男をはじめ大原麗子らのやり取りが絶妙で73年という時代の空気感も手伝って現在のドラマにはない趣さがある。 そしてこのドラマに一花も二花も添えられているのが音楽である。 特に主題歌である『そよ風のように』は作曲が後にルパン3世を手がけた大野雄二の作品でその後の活躍にはない意外性な面を見せる。 脇も役者が揃っていて全体的には良い意味でユルイのだが締めるとこは締めていて見る者に気持ちよさを誘う。 あんな人がこんな人がとこれをを見ていると若かった頃の発見ができるのもこのドラマの楽しみの一つである。 ユニオン映画社の代表作はもとより石立鉄男、大原麗子、杉田かおるの代表作といっても過言ではなかろう。BOX2の発売が待たれる。
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NHK大河ドラマ 花の乱 完全版 第弐集 [DVD]
・三田佳子 ・市川團十郎 ・野村萬斎 ・佐野史郎 ・草刈正雄
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2009-02-25
参考価格: 31,500 円(税込)
販売価格: 22,198 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・三田佳子 ・市川團十郎 ・野村萬斎 ・佐野史郎 ・草刈正雄
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カスタマー平均評価: 5
NHK大河ドラマ花の乱完全版第弐集 20年程前に制作されたのに、今、見ても新しい。萬屋錦之介さんは懐かしく、団ふみさん又、野村萬斎さん、一休和尚が、素晴らしいです。
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[ DVD ]
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ドラマ 鉄道むすめ ~Girls be ambitious!~DVD-BOX(DX版)
・時東ぁみ ・谷澤恵里香 ・宮澤佐江 ・外岡えりか ・遠藤舞
【ポニーキャニオン】
発売日: 2009-03-18
参考価格: 28,350 円(税込)
販売価格: 22,097 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・時東ぁみ ・谷澤恵里香 ・宮澤佐江 ・外岡えりか ・遠藤舞
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カスタマー平均評価: 0
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あさひが丘の大統領 DVD-BOX1
・宮内淳 ・片平なぎさ ・秋野太作 ・金沢碧 ・谷隼人
【日本クラウン】
発売日: 2003-08-22
参考価格: 31,500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 22,070円〜
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・宮内淳 ・片平なぎさ ・秋野太作 ・金沢碧 ・谷隼人
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カスタマー平均評価: 5
青春学園ドラマ最後の傑作! 「あさひが丘の大統領」のDVD化はお世辞抜きで本当に嬉しい。初ソフト化なのだ。この作品を見れば、なぜ今までビデオが発売されていなかったか?と疑問が生じるはずだ。前作の「ゆうひが丘」よりも、個人的にはこの「あさひが丘」が好きであり、設定が寮と学校ということもあり、「ゆうひが丘」や「青春ド真中!」よりも学生の生活により“自由”が感じられる。寮生活を基盤とした学園生活は、放送当時憧れさえ感じたものだ。脚本も引き続き鎌田敏夫氏が執筆しており、特に同氏が執筆された「あいつだって淋しいんだよ」「ただ君に一眼逢いたい」などはぜひ見て欲しい作品だ。いまのドラマには絶対ない、なにか心にくるものを感じるはずだ。ユニオン作品の学園ドラマは、同時期に放送されていた「金八先生」ほどリアルでなく、学園生活に憧れを抱かせるような、明るい作品になっている。宮内淳・片平なぎさ・井上純一・藤谷美和子、この俳優たちが演じる役に、放送当時、憧れ、恋したファンのみなさんも多いはずである。特典映像として主演の宮内淳氏のインタビューやブックレットには、日テレ一連の青春ドラマのプロデューサー中村良男氏の興味深い話の載ったライナーが収録されており、ファンには嬉しいかぎりだ。最後の“本物の学園ドラマ”、現在では製作不可能な“心から楽しめる・泣ける学園ドラマ”そんな言葉がぴったりな「あさひが丘の大統領」をぜひご覧頂きたい。買って絶対損はしないBOXだ!BOX。2の発売が待ち遠しい。
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[ DVD ]
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ガラスの仮面 DVD-BOX
・勝生真沙子 ・松島みのり ・中西妙子 ・野沢那智
【ジェネオン エンタテインメント】
発売日: 2006-12-22
参考価格: 22,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 44,000円〜
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・勝生真沙子 ・松島みのり ・中西妙子 ・野沢那智 ・美内すずえ
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カスタマー平均評価: 4
やっぱり昔の方がいいですね?♪ 半年間(23話)しか放送されなかったガラ仮面ですが、20年ぶりに大人買いして観てみると。。。
足早にストーリーが展開し、おもいっきり無理があるなぁ。。。と感じつつもマヤの素朴で目立たない性格が、演劇の世界では本当の意味で色んな可能性を秘めたキラキラとした別の人格になっている・・・というのがきちんと描かれてます。流石に桜小路くんと真澄さんの登場シーンやセリフ回しは多少の違和感はありますが(省略しすぎ・苦笑)その時代や当時ならではのガラ仮面スーパーブレイクさを感じさせてくれてとても懐かしかったです。
アニメ放送時、私はまだ中学生でしたが、あのガラ仮面をどうやってアニメにするんだろう!?劇中劇じゃん!!と思いましたが、『うる星やつら』や『ドクタースランプあられ』を4年以上する位なら、ちゃんと原作の細かい部分にこだわって放送して欲しかったですね。
まあ、そうなると超ロングアニメで子供うけしないのでしょうが・・・。この作品はある意味文学的大人向けの大河だから長期にわたってすると、ガキんちょ達はつまらなくなって観なくなる人が出ると考えたんでしょうねぇ。。。
私的には今回久しぶりに観てみて、真澄の声がオッサンくさいと思ってしまいました。(ごめんなさい、野沢さん★)あと、桜小路くんもちょっと違うなぁ。。。三ツ矢さんには悪いけど古谷徹さんの方が合っていたように思えます。当時の売れっ子青年役の声優さんなら。。。
勝生さんのマヤもなかなかいいと思えましたし、ちとキャンディキャンディの印象が強かった姫川亜弓役の松島さんも中半はなんかイメージに合ってきたりと、昭和後期★アニメのかかりだっただけに色々と難しいキャスティング選びも、スタッフ皆で原作を理解することもさることながら見せ方の努力も苦労されたんだろうなぁ・・・と思えました。
音楽(OP&ED含め)もよく合ってました。欲を言うなら、絵は出来たらオープニングの荒木さんの作画でお願いしたかったんですけどね^^;(何故、OPだけ!?)
真澄を筆頭に亜弓や月影先生・水城さんのお顔が崩れすぎです・・・苦笑
ともあれ、やっぱり昔の方が断然いいですね???アニメはっ♪
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[ DVD ]
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裸の大将 DVD-BOX 下巻 〔初回限定生産〕
・芦屋雁之助 他
【キングレコード】
発売日: 2008-12-25
参考価格: 25,200 円(税込)
販売価格: 25,200 円(税込)
( 通常3〜5日以内に発送 )
中古価格: 22,050円〜
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・芦屋雁之助 他
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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いちばん暗いのは夜明け前 DVD-BOX
・ソニン ・熊田曜子 ・安田美沙子 ・渋谷正次
【フォーサイド・ドット・コム】
発売日: 2006-04-25
参考価格: 9,240 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 22,047円〜
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・ソニン ・熊田曜子 ・安田美沙子 ・渋谷正次
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カスタマー平均評価: 0
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[ DVD ]
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太陽にほえろ! ジーパン刑事編I DVD-BOX
・松田優作 ・石原裕次郎 ・露口茂 ・竜雷太 ・小野寺昭
【バップ】
発売日: 2003-07-05
参考価格: 45,465 円(税込)
販売価格: 35,431 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 22,000円〜
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・松田優作 ・石原裕次郎 ・露口茂 ・竜雷太 ・小野寺昭
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カスタマー平均評価: 4
あんなに頑張ったのに 53”ジーパン刑事登場”
54”汚れなき刑事魂”
55”どぶねずみ”
57”蒸発”
60”新宿に朝は来るけれど” ”ずば抜けて印象的な作品”
61”別れは白いハンカチで”
72”海を撃て!!ジーパン”
76”おふくろ”
78”恐怖の瞬間”
82”最後の標的”
以上がジーパンこと、松田優作が活躍した回ですよ。このDVDは傷だらけになりながら、血の出る様な、思いをして、買ったモノです。だから、優作目当ての人には、上に書いた放送に見合うか?コストパフォーマンスを吟味してほしいです。俺は、見ていて苦しくて、腹立たしくて、虚しくて、仕方なかった。ジーパン編なのだから、もっとバンバンでるのか?主役で、バンバン。俺には、山さん、ゴリさん、長さん、殿下、シンコなんて、およびじゃない訳ですよ。ジーパンさえガンガン出てくれなくちゃ、満足出来ない訳ですよ。それなのに、上の数字の欠番は。。。まさか、こんなにみんなでの、七曲署だったとは。
他の、主役で出ている映画、テレビ番組を観て、更に、他の優作が観たいと、思った方だけに、このDVDをお薦めします。 怪物救世主登場。 1973年7月20日(ブルースリーの命日!!)。ジーパン刑事の登場は冴えない男子に希望をもたらした黒船でした。郷ひろみに代表される美形のアイドル全盛の時期に野暮ったいワイルドなルックス、野太い声、ぶっきらぼうな態度。そのどれもが救いであり33年経った今でも癒されます。ショーケンもよかったのですが彼も所詮沢田研二のようなグループサウンズあがりの元アイドルに過ぎません。松田優作。彼こそは正真正銘男たちの救世主でした。 心優しき兄貴!、ジーパン。 ジーパン編後期の、堂々とした存在感とは微妙に違う、強さと弱さを内包した若者のイメージが見え隠れする、柴田純登場編BOX。各作品共印象深いものばかりで、殿下&山さんの傑作エピソード「鶴が飛んだ日」も収録されています。個人的には、ジーパン主演作の「蒸発」「命の代償」が印象に残ります。斉藤光正監督独特のカメラワークにより、映像からも強い印象を残す作品に仕上がっています。子供とジーパンとの心温まるふれあいも胸に残ります。一点だけ残念なのは特典ディスク。インタビュアーの力不足で、せっかくの回想の場を生かし切っていない点。 松田優作が変えた太陽にほえろ! 留置場からの出勤、松田優作演じるジーパン刑事の登場シーンだ。長身や長い脚を生かしたアクションシーンは、太陽にほえろ!に躍動感を与えた。マカロニ刑事を演じたショーケンが、どこか若者の屈折した青春(反体制的な)を引きずっていたのとは対照的にジーパンはまっすぐな若者を演じているのだ。どこかモノトーンの印象のあるマカロニ刑事時代と比べると明るさが違うのだ。無論、この頃になると他の刑事たちのキャラクターも確立し始め、なおかつチームとしての活躍も描かれるようになっていく。また脚本の素晴らしさも言うまでもなく、初期の頃に比べると格段と上がった知名度などで、ロケなども頻繁に行われるようになる。プロ野球巨人戦が行われている後楽園球場でのロケーション(63話)は必見である。 なんじゃ、こりゃあ!! その壮烈な死に様が強烈に脳裏に灼きついて離れないジーパン。 死に様ばかりがクローズアップされるが、 不器用で取っつきにくいが優しい心の持ち主のジーパンは、 数多くの印象的なエピソードを我々に遺してくれた。松田優作の魅力が凝縮された役として本作は、 語り継がれるべき、名編というほかはない。
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