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[ DVD ]
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俺はあばれはっちゃく DVD-BOX 1
・吉田友紀 ・東野英心 ・久里千春 ・島田歌穂
【デジタルサイト】
発売日: 2005-03-25
参考価格: 29,500 円(税込)
販売価格: 22,989 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 16,800円〜
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・吉田友紀 ・東野英心 ・久里千春 ・島田歌穂 ・山中恒
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カスタマー平均評価: 5
文句なし!児童劇の金字塔的作品!! 多少現在の放送コードに引っかかる台詞はありますが、それ以外はきわめて素晴らしい作品です。
現代のなよなよした頼りない父親の皆さんには是非見ていただいて、自己反省をしていただきたいですね。
健全な悪ガキと、イタイ大人の見本作品 この作品、教育現場崩壊、モラル低下が嘆かれる現代、テレビで放映して欲しい作品だ。主人公の「あばれはっちゃく」こと長太郎。悪ガキだが、現代みたいな陰湿な悪ではなく、皆を引っ張って行くリーダーシップがあり、また男気の固まりでもあり、健全で好感の持てるキャラである。またいつも長太郎を叱る、父親もいいキャラだ。長太郎の失態を叱り、引っ叩いたりするが、それは愛情と道徳の形として反映されており、良い大人の見本でもある。(現代、自分の子が悪い事をしても叱らないどころか、人に叱られて逆切れする、道徳知らずな親に見せるべきだ)
それともう一つ、この作品で見る者に嫌悪感を抱かせるほど、痛い大人が登場してる話が幾らかある。中でも第9話「けとばせ過保護」に登場する、PTA役員おばはん。自分の子供可愛さあまりに暴走する母親の姿は、見てて腹立たしいが、視聴者に嫌悪感を抱かせるという事は「こんな大人は見習ってはいけない」と言う悪しき見本でもある。(こんな奴、今多いだろうし)だからこの作品は、多くの人に見て頂きたい。モラル低下な現代こそ、こういった作品が見直されるべきである。 まさにバイオレンス・サザエさんだっ! 「このバカ野郎!なんだってテメェはいつも次から次へと問題ばっかり持ち込むんでぃ!ったく、オメェのバカさ加減にぁなぁ、父ちゃん情けなくって涙が出てくらぁぃ!」「おい、母ちゃんメシ!」「母ちゃん、酒!」「勉強しろ!勉強!」「うるせぇ!クソおやじ」「よくもやったな!この頑固ジジィ」「姉貴のもとデベソ!」「姉ちゃん、こんなダメ男となんか付き合うことねぇぜ!」「父ちゃん、それでも男か?情けなくねぇのか」「ケンカっていうのはなこうやるんだ!」「父ちゃんに謝んな!」「お前、勉強できなくてもいいから、母ちゃんを悲しませないでおくれよ」「みんなと仲良くすんだよ!」「母ちゃん嬉しいよ」「あんたそれでも男なの?」「ビシビシ扱いてあげるから覚悟しなさいよ」「しょうがないじゃない、あれでも可愛い弟だもの」・・・ こんな桜間家に、忘れていた何かを思い出させてもらった人はたくさんいるのだろうなぁ。世知辛い殺伐とした現代だからこそ必見の価値ありです。 こーの大馬鹿野郎 てめーの馬鹿さ加減には… 父ちゃん情けなくって涙でてくらーなつかしいですね。子ども向けの番組がいわゆるゴールデンタイムに放送されづらい現代において、なかなか見られない貴重な子ども向けホームドラマではないでしょうか。70年代に作られた物なので現代の子どもが見てどう思うかわからないですが、同年代生まれの僕にとっては身近な等身大のヒーロー的で憧れでしたね。今はこうゆうガキ大将的な子どもはいるのかなあ…。
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[ DVD ]
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あしたの、喜多善男 ~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ DVD-BOX(6枚組)
・小日向文世 ・松田龍平 ・小西真奈美 ・栗山千明 ・吉高由里子
【東宝】
発売日: 2008-06-13
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 18,656 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 16,800円〜
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・小日向文世 ・松田龍平 ・小西真奈美 ・栗山千明 ・吉高由里子
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カスタマー平均評価: 4.5
途中までは面白かった。 1話進む毎に回収される伏線同時にばらまかれる伏線。
そんな感じで凄く面白かったです。
次の回が気になって仕方なかったです。
そしていよいよ最終話!!
・・・・・以外とあっけないなww
できればすっきりしたBad End になればいいな?と思ってたのですが・・・・・。
綿密に組まれてる様に見えるけどよく見たらムラがある。
そんな感じのストーリーでした。
DVD買おうとまでは行きませんでしたが、見て良かったかな?とは思えました。 世界一不幸な男の話・・・しかしハイクオリティなドラマです! 最初のほう、喜多さん、あんまりにもかわいそうでした。瑞穂から言われたセリフも今まで聞いた事がないほど残酷だったし、ほとんどの人が彼の命を狙っていた。
体裁の上がらない、カッコ悪い人だった。だけど、愛しかった。だから愛しかった。
ドラマの中でも、会うたびにみんな善男のことが好きになっていく。死んでほしくない!と思いだす。
他の皆さんが書かれていたように、ネガティブ善男と正面から向き合い、初めて激昂して本当のことをぶちまけるシーンは迫真の演技で、涙が止まりませんでした。
自分を殺そうとしていたことを知りながら、彼らをかばい、一人死に場所に向かう。
だけど、自殺って、やっぱり足がすくむ。平太が思いとどまらせようと足にしがみつくけど絶対死ぬと言い張る。そして、思いとどまる理由・・・。本当にカッコ悪くて人間らしくて、リアルで。私は愛しくてたまらないのです。
また、原作者の島田雅彦がちょろっと映っていること、栗山千明の美しさ、前編ジャズでまとめた音楽も、いいなあ・・・けなす部分がどこも思い当たりません。傑作です!
このDVDには、特製カレースプーンが付いていて、なんだかとても嬉しかったです。
特典も多くて、ドラマをとても解りやすくしてくれていました。
音楽を担当してる、小曽根さんが、そんなすごい人だったとも知らなかったし、小曽根さんは台本を見ずに音楽を作ったので、ドラマの尺を合わせるのがけっこう大変だったとか。
でも結果、とてもいい効果につながっています。
6枚組みですが、とてもコンパクトな作りになっていて、幅をとらないのも、収納することを考えると嬉しかったです。
これはかなり、クオリティ高いですぞ! 最高のドラマ 放送時にも毎週楽しみに観ておりましたが、今回DVDでまとめて観て改めて感動しました。
出演者が地味(とも思いませんが)で、視聴率はいまひとつだったようですね。
私には、ここ最近の「アイドル役者」ありきのドラマより真に良質のドラマだったと思います。
そうかと言ってシリアスなだけでなく、笑えるシーンも程よく、
謎が少しずつ解明されていく過程も非常に面白かったです。
「大人の為のドラマ」だけでは勿体無い内容。
若い人にも是非観てもらいたいです。
最終回にしのぶが読む台本、及び演出に涙が止まりません。 これを見逃したら損。 久々に大人の鑑賞に耐えるドラマ登場。オンエア時は毎週火曜日の夜10時が待ち遠しかったです。そしてそのワクワク感をいつでも味わえる幸せはこたえられません。秀逸なストーリー、絶妙のキャスティング、そして素晴らしい音楽。どれか一つが欠けても成立しないドラマだったと、見返して改めてかんじました。超長編映画として繰り返し観たい、そんな秀作です。 プロットもキャスティングもなかなかだったのですが… いっぷう変わったストーリーと、主役・小日向さんを筆頭に癖のある出演者の面々。おおいに期待しながら
見始めたのですが、「物語の終幕まで11日間!」と大仰に期間を限定したわりには
ハラハラドキドキ感があまりなくてちょっとガッカリ。
それでも毎回やたら思わせぶりな(だけの)終わり方についつい騙され見続けてしまったのは、
やはりシナリオよりもむしろ松田兄、小西真奈美、生瀬勝久等の演技に惹かれるものがあったからかもしれません。
偉大な父と比べるのは気の毒かもしれませんが、松田優作ファンの私には彼の息子二人はどちらも線が細く見えてしまい
「きっとオヤジさんを越える日は来ないんだろうなぁ」なんて冷ややかに眺めていたのですが、
この作品で兄貴はなかなかステキな男臭さを発散するようになったなと好感を持ちました。
(因みに弟はジゴロ的ヤサ男ぶりが様になってきてますね)またちょっと変わった役柄で出ていた吉高由里子
という女の子も幼く儚げな少女の顔と妖艶で危険な女の顔を力まずふわふわと軽く演じて、
実に不思議な存在感があってよかったです。
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[ DVD ]
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魔王 [DVD]
・大野智 ・生田斗真 ・小林涼子 ・田中圭 ・忍成修吾
【TCエンタテインメント】
発売日: 2009-01-09
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 17,882 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 16,799円〜
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・大野智 ・生田斗真 ・小林涼子 ・田中圭 ・忍成修吾
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カスタマー平均評価: 5
シリアスで憂いのあるバージョンの大ちゃんに陶酔 まず、『ピカンチのHARUクン』=『魔王の成瀬さん』っていうのが信じられません。役柄によって、ここまで顔の表情や声質まで完全に変えられる役者さんて、めったにいないと思います。実は「才能の塊」の大野君、でもそれを決してひけらかすことをしないので、この作品への起用でやっと魅力の一部を世間一般にも垣間見せられてなんだかとっても嬉しいです。
今後も大野君のシリアスとコミカルの両方の役柄での演技をもっと観たいです! 大野智にやられました バラエティで見かける大野智しか知らなかった私は、ドラマ主演と聞いたとき、無理なのでは?と思っていました。 そうしたらとんでもなかった。たまたま観た1話から彼の演技にぐんぐん惹き込まれてしまった。大野智がこんなに美しくて演技のうまい人だったとは…!ジャニーズだからと侮ってはいけなかった。ドラマ自体は最終回はちょっと無理やり詰め込んだ印象があったけど、初主演がこのドラマだったことは大野君にとって、大きなプラスでしたね。他のキャストも好演だったと思います。無数のドラマが消費されていく中、1本のドラマにこれだけハマったのは久しぶりだし、DVD BOXを買ったのは初めてです。ジャニーズ主演だからと食わず嫌いをせずにぜひ観てほしい作品です。 大好きなドラマです 大好きな大野くんの初主演だからということで
リアルタイムでもみていましたが、
ストーリーや大野くんをはじめ出演者さんたちの演技に引き込まれました。
最終回はやっつけ的な感じがしますが、
大好きなドラマなので満点です!! 大野くん、凄い☆ 「魔王」は、TBSが放送されない地域なので、レンタルで見て
その世界にすっかり引き込まれてしまいました。
嵐の歌も「魔王」に合っています。
ドラマのDVDを購入したのは、「魔王」が初めてです。
生田君は知っていましたが、大野くんの演技を見るのは初めてで、
演技の上手さに驚きました。
特に、目の動きや表情、泣くシーンは最高です。
バラエティとは違う大野君の魅力に、ファンになりました。
もっと、色々な役を見てみたいなと思う役者さんです。
能ある鷹は爪を隠す 大野さんの場合は見事に隠し過ぎです。
舞台での迫力ある演技力や殺陣とも、歌番組やバラエティでのほんわかした大野さんとも違う、まさしく「魔王」です。大野さん目線で見た場合と、斗真くん目線で見た場合とでは、物語の印象や見ていて流れる涙の理由が全く違ってきますし、ストーリーのあちこちに後半に繋がるようなキーワードや台詞、出来事が散りばめられているので、私は何度見ても毎回新鮮に楽しんでいます。
アンチジャニーズの方も、この主演2人の演技力には純粋に心が動かされるのではないかと思います。
ただ他のDVD-BOXに比べて価格が高い・・・今回購入するのにも半年間がっちり悩みました。でも結果購入して本当に良かったと思っています。私と同じで金額でお悩みの方、ここのレビューを全部読んでみてください。きっと決心つくと思いますよ。
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[ DVD ]
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銭湯の娘!?DVDBOX
・矢口真里 ・伊武雅刀 ・萩原舞 ・鳥羽潤 ・川平慈英
【ポリドール映像販売会社】
発売日: 2006-05-24
参考価格: 35,910 円(税込)
販売価格: 35,910 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 16,799円〜
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・矢口真里 ・伊武雅刀 ・萩原舞 ・鳥羽潤 ・川平慈英 ・武田有起
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カスタマー平均評価: 5
こういう昼ドラなら、たくさん見たい! 2006年1月?3月にたしか13:30?14:00に放送されていた昼ドラマ。昼ドラマは、当時、とてもドロドロしたものが多かったが、この作品はドロドロなどかすりもしない、家族愛、人間同士の信頼をコミカルにおかしく、しかし、真面目に描いた作品で、リアルタイムで全話みていました。私はハロプロファンで、ハロプロからは矢口真里さんと萩原舞さんの二人がでています。矢口さんは元気でバイタリティーあるな、と思った。萩原舞さんは、℃-uteはまだ、℃-uteとしてのCDを一枚も出していない時代で、とにかく℃-uteのメディアへの露出があまりに少ない時代だった、変なキャラばかりの大家族の中で唯一まともで一番しっかり者の「ひな子ちゃん」役です、一話につき平均三分くらいは画面にうつってるし、台詞も結構多いし、私は毎話、舞ちゃんをみることが一番楽しみでした。 主役は、シャドウリュウがいい。 放送時間帯がお昼だったので、全部見られなかったので思い切ってボックスセットを購入しました。内容は、可も無く不可も無しです。ただ、不満だったのは、シャドウリュウ(テンテン)が、20年前そのままのテンテンの髪型と服装で怪しい日本語を話す台湾人の役をやらされていることです。彼女はそこらのアイドルよりまともな日本語が話せるし、過去の「テンテン」から脱却したがっているのに、逆撫でするような役を与えるのはいかがなものかと製作者に言いたい。過去は断ち切って、いろいろな役を割り当てて欲しいものです。銭湯の娘のサイトを見てもシャドウリュウのことばかり取り上げているのでは、最初から彼女を主役にしたものを作ったほうがよかったのでは?なお、共演している「萩原舞」は大人の舞ではなく、子供の舞です。お間違いなく。 これは貴重です 主演の矢口さんや鳥羽さんも息ぴったりではまり役って感じなのですが、親父役の伊武さんが最高に笑わせてそして泣かせてくれます。ここまではじけていいんですか?っていうくらいです。結構シリアスで重い役もこなされる方ですが、はじけちゃってます。
各場面で流れるBGM(ギターメロ)もぴったっとはまってていい感じです。何回見ても泣けて笑えてほのぼのするホ?ムコメディー!
銭湯っていいなーと思えてきますよ。 「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」を越えた!? 不覚にも"昼ドラ"にはまってしまった。
今時にない 涙・笑い・家族愛・恋愛 これぞホームドラマ(コメディ)!
*舞台は下町の"銭湯『楽の湯』"
*大家族(居候、お手伝いさん、住み込み従業員含む)
*ご近所さん(喫茶店のマスター&ママ、八百屋の夫婦、ホステスさん、おかまさん、変な外人さん などなど)
*小鳥のさえずり・電車の音・豆腐屋のパ?プ?・チャルメラの響き・夜近所の犬の遠吠え
これって(故)久世様のドラマのにおい感じませんか?
「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」の色というか空気感というか共通のものを感じます。
それでいて『銭湯の娘!?』はちゃんと"今"なんです。
今風ではなくて"今”なんですよ。
昔のドラマも良かったけど"今のドラマ『銭湯の娘!?』けっこういいんじゃな?い!・・・と思わせてくれました(DVD BOX予約までしてしまった!)
『銭湯の娘!?』(DVD BOX)手に入れてみては?
少し懐は寒くなりますが、それ以上にしみじみほのぼの心温まります。
”涙・笑い・ドタバタ・ほろっときて・じ?んときて・クスっときて
げらげらときて”・・・親子・兄弟・家族・我が家・お隣サン・幼なじみ・友達
そして大好きな人・・・大切な人、大切なものを心から大切に思う。
なんか”いい人”になっちゃいますよ!!
銭湯の息子になりたい!! 矢口真里の主演ドラマがDVD発売されます!!
昔モー娘が好きで、何気なく観始めたこのドラマ。
共演者がとにかく個性的な方ばかりで
1分1秒飽きることなく展開するハイスピードな
アットホームドラマです★
現代の家族に足りない何かをあったかい雰囲気で
改めて教えてくれる、そんな素敵な作品です。
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[ DVD ]
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拝啓、父上様 DVD-BOX
・二宮和也 ・高島礼子 ・横山裕 ・黒木メイサ ・福田沙紀
【ポニーキャニオン】
発売日: 2007-08-01
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 16,758 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・二宮和也 ・高島礼子 ・横山裕 ・黒木メイサ ・福田沙紀 ・倉本聰
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カスタマー平均評価: 4.5
何にも残らない。 何一つ心に響いてこない。 北の国からもハッキリ言って大したドラマではないのだが、このドラマは何よりキャラクターが生き生きしていない。役者がただ単に与えられて役をなぞっているだけ。 演出も何の工夫も無く放り出す様に描いており作品を作り上げるという行為自体を放棄しているとしか思えない。 倉本聰は現場で脚本の台詞を一言一句変える事を許さないというのは有名だがそれによって登場人物が作品の中で生きずくことを拒否しているとしたら本末転倒ではないか? ディレクターも演者もさぞ不自由だったのではないかと推察する。 台詞にこだわる事と作品を大事にすることは全く別問題。 前略おふくろ様が如何に傑作だったかと言う事。 癒し DVDを観て癒され、神楽坂に2回も泊ってしまいました。
下町の風情 近代化が進んでいく中で最近のドラマも
風情を感じられる作品が少なくなってきました。
この作品は大好きな倉本さんの脚本で、
倉本さんが二宮さんありきで作り上げたドラマ。
二宮さんの昭和っぽい顔(嫌味ではないです。いい意味で)
黒木さんの不思議な雰囲気、
すべてがマッチしていてとても心が温かくなりました。
個人的には高橋さんの演技もとても好きでした 珠玉の一篇 丁寧に丁寧に作られたドラマ。あざとい展開は一切無く、平凡に見える日常の淡々とした流れを時折きらりと光る切り口で綴っていく。
圧巻はやはり八千草薫と森光子のガチンコ勝負か。言葉遣いから着物の着付けまできっちり描き分けられた二人の女。愛らしく頼りなげで世間知らずにさえ見えるほうが玄人で、しゃっきりと強く自己抑制のきいたほうが素人なのが面白い。が、かわいい愛人が実は風にしなう葦のように頸い精神を持ち、しっかりした未亡人が実は今にも折れそうな心をプライドで支えていることもふと感じさせてしまう。ドラマとはこういうシーンのためにこそあるのではないか。
そして主演の二宮和也の演技は素晴らしい。こぼれ落ちそうな細やかな感情の襞を全部掬い上げたかのような表情。感動は細部にこそ宿ることを本能的に知っているのだろう。
私が好きなのは周囲の大人たちがいつも彼を信頼し、いろんなこと・・・運転手、家出人探し、現金盗み出しまで・・・を頼むことだ。この素直で優しい青年が温かく見守られ、愛されていることを微塵も疑わせない。
そしていくつか絡み合って進行した問題は結局どれも明らかな解が示されないまま、ドラマは静かに終わる。現実の生活の中でも「きっぱりカタがつく」問題など滅多にないのと同じように。
二宮君にはまた是非こういう上質な作品で演技をみせてもらいたいと思う。やっつけ仕事で才能をすり減らさないうちに、そして20代前半にしかない輝きを一つでも多く映像に残しておいてほしい。 「自然な」演技 倉本聰脚本なので観た。このドラマで一番良いのは脚本ではなく女優陣。特に岸本加世子と高島礼子が素晴らしく、「自然な」演技がどういうものかよく分かる。演技という極めて「不自然な」事をやりながらその「不自然」を全く感じさせない。岸本は料亭坂下の事を気にし心配し、変える事の出来ない坂下の未来に対し苛立ち何とか現実的に解決しようと奮闘。この一時も心休まる暇もない焦燥感が見事。高島は元売れっ子芸妓に相応しい美しさと艶っぽさ。単なる美人女優でないのを気付いたのは『結婚できない男』でだが、今回も素晴らしい。ほろ酔いになり息子二宮和也をからかい甘える場面では、酩酊感と息子への愛情に舌を巻いた。八千草薫は30年前の『前略おふくろ様』で見せた愛嬌を今回も演じた。八千草の年齢を考えると、男の目から見た可愛さを未だに演じられるのは感嘆以外何物でもない。問題は黒木メイサ。現在放送中の『風のガーデン』では合格の出来だが、このドラマではもう一歩の演技。謎を秘めた美女役に相応しい風貌だけに観る側としては要求が高くなる。和服には着付けが重要と言えば分かるだろう。同じ美人役の高島と黒木の差は大きいとは思えない。些細な事迄出来るか出来ないかの違いだけかもしれない。だがその結果の違いは大きい。二宮和也は『優しい時間』では特に印象の残る役者ではなかったが、今回は役者として成長したのがよく分かる。イーストウッドのおかげか?板前7年目の設定通りの落ち着き振りが良く、板場での振る舞いも迷いや無駄が無くそれなりに板前に見える。また母からの愛情が「有難迷惑」になる時の表情も良い。ドラマ自体もいいが神楽坂の路地が美しい。佳作。
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[ DVD ]
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暴れん坊ママ DVD-BOX
・山口紗弥加 ・上戸 彩 ・ともさかりえ ・片瀬那奈 ・大泉 洋
【ポニーキャニオン】
発売日: 2008-04-25
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 17,784 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 20,070円〜
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・山口紗弥加 ・上戸 彩 ・ともさかりえ ・片瀬那奈 ・大泉 洋
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カスタマー平均評価: 4.5
何で? いや・リアルタイムで観てました。『アットホームダット』から昔で言うと『スウィートホーム』などなど…確かにありがちな核家族・園ママが絡むホームコメディドラマ。このドラマにベッドシーンを求める必要ないでしょう…個人的には観たいけどね。一番のギモンはなぜこのDVD-BOXの主演欄『山口紗弥加』さんがトップなの?大泉さんか上戸さんでしょぉ? よくあるドラマだが・・・ 「結婚した男がばついちでその連れ子が出てくる」といった展開のドラマは、(それが物語の本筋かどうかはともかく)探せば結構あると思います。そんな(ありふれたとまでは行きませんが)よくある手のドラマだけにそんなに期待はしていませんでした。大泉洋と上戸彩という、ちょっと変わった組み合わせが面白そうだったので見ていましたが、とても面白かったです。
このドラマは少し大げさになっている部分もあると思いますが、現在の幼稚園の教育現場や親子関係などを上手く描けていたと思います。
主演二人はよかったと思います。特に上戸彩ははじめての母親役ということだったのですが、上手く出来ていたと思います。子役の子供達もまあまあだったと思います。他のキャストではともさかりえをはじめとしたママさん軍団がよかったです。バナナマン日村もよかったです。
ドラマ放映中で見ていなくて、子供がもうすぐ幼稚園に通うと言う人は是非DVDが出たら見ることをオススメします。良いテキストになると思います。 楽しく観れた。 最近のコメディードラマには「薄っぺらさ」を感じていて、最後まで観賞するにはきついものが多かった。でもこの作品は第一話から惹かれるものがあり、楽しく観ることができた。上戸彩と大泉洋のキャスティングがよかった。下手な役者がコメディーをやると寒くなってしまうところだが二人とも表情にメリハリがあり、演技がうまくて、今作にはベストなキャスティングだと思った。テンポよくすすんで飽きさせないストーリー、劇中流れる曲、場面が変わるときの、波やはさみの演出もよかった。久しぶりに完成度の高いコメディーだった。 夫婦 夫婦ドラマなら濃厚なベッドシーンを演じてほしかったな 哲ちゃん、あゆ、佑樹 4歳の娘、旦那と3人ですっかりハマったドラマでした。大泉洋と上戸彩の年の差夫婦も息がピッタリ、佑樹のクリクリの髪も可愛く理想的な家族でした。何より私は上戸彩演じるあゆが大好きでした。少し荒っぽいけど明るく前向きなあゆ。あゆみたいなママになるのが目標です。DVD-BOXが届くのを娘と楽しみに待ってます♪早く3人に会いたいです!!
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[ DVD ]
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魔女の条件 BOXセット [DVD]
・松嶋菜々子 ・滝沢秀明 ・黒木瞳
【ポニーキャニオン】
発売日: 2000-11-15
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 16,758 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・松嶋菜々子 ・滝沢秀明 ・黒木瞳
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カスタマー平均評価: 3.5
子供の理屈ですか、、、 よく「誰も僕らを分かってくれない」という台詞がありましたがドラマから一歩ひいて見ると君達もうちょっと周りの人の迷惑考えようよ、と感じます。
婚約中なのに他の男(しかも未成年)と寝てたり、学生の前で交際宣言したりともしあなたがその子の親だったら迷惑でしょう?
と思うことを繰り返す。
別に生徒と付き合うのはいいけどせめて卒業するまで待てば周りの人がこんなに迷惑掛からないのにねえ。
先生にまでなってるんだから大人としてやっていいこと悪いことの違いを知ってほしいもんです。それで他人の親を怒っても説得力ないですから。
結局子供の言うとおりになって親もそれに従ってしまっている"14歳の母"と同じ子供の理屈で成り立ったドラマだと思いました。
気色悪かった。 視聴者の願望を逆手に取った様な作り手の思惑があけすけでただただ気色悪かったです。松嶋菜々子の大根ぷりが観てられなかった。 色褪せない作品 このドラマはオープニングが美しい。抜群の選曲と淡い色彩がドラマの世界へ心地引き込んでくれます。一番美しい頃の二人。赤子のように寄り添う滝沢さんの寝顔と、恋する切ない表情の松嶋さんが素敵です。 何度も繰り返し見たくなるこの数分だけでも手元に置きたくなります。自分が男性でこんな可愛い先生に巡り会っら、きっと自分の幼さを自覚しながらも懸命に守ろうとするのかもしれません。そんな強がる少年の心が伝わる滝沢さんの演技は微笑ましかったです。 魔女ではなく、保護者です 1話、2話あたりまでは面白かったです。
が、しかし、
その後にいきなりのように肉体関係を結びます。
しかも夜の学校内で。
もう少し二人の間で距離を詰めた感じを視聴者に見せておかないと、
あまりにも展開が早すぎて不自然です。
そしてあとは野となれ山となれのごとく、
すべてを投げ出して、勝手に二人で駆け落ちしていくという展開…
ちょっと滅茶苦茶な流れにガッカリしました。
まだまだ子供のような滝沢秀明に、
保護者のような松嶋菜々子がトコトコ付いていく図がとても滑稽で、
どうしても恋愛には見えず、
松島菜々子が振り回されているような感じに見えます。
子供と大人の恋愛ドラマなので、こんなものかもしれませんが、
内容はとても感動できるものではありませんでした。
内容的には星1つだと思ったのですが、
1話2話あたりはワクワクして見てたのは事実なので、
星2つにしました。 イライラするところが多少あるがおもしろくないわけでもない 教師と生徒が駆け落ちをしてはまわりの人間たちを困らせてしまう。でも彼らはそんな事にはまったく気付いてない。なぜなら自分たちの事しか考えてないからだ。挙げ句の果てみんなまで不幸に巻き込んでしまってヒカルが「なんとか皆が幸せになる方法があるはずだ」と言ってしまった時には「じゃあ最初から駈け落ちなんかするなよ」と思わずツッコミをいれた。 もっと他のストーリーでふたりに困難が降り掛かってほしかった。 主人公たちに共感できないです。 幸せの方法はただひとつ 18歳まで待ってれば幸せになれたんじゃないのか?
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[ DVD ]
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振り返れば奴がいる DVD-BOX
・織田裕二 ・石黒賢 ・千堂あきほ ・松下由樹 ・西村雅彦
【ポニーキャニオン】
発売日: 2008-07-25
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 16,758 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 15,980円〜
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・織田裕二 ・石黒賢 ・千堂あきほ ・松下由樹 ・西村雅彦
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カスタマー平均評価: 4.5
歴史に残るドラマ ラストの衝撃と後味の悪さは俺の中では映画セブンを越える。そして安楽死について触れている回は映画ミリオンダラーベイビーより遥かに深く考えさせられる。傑作。 織田裕二ファン必見 今改めて見直して観ると実はこのころが役者織田裕二のベストアクトだったという事が良く分かる。まさかこれ以降ひたすら緩やかな下降線を辿ることになろうとはファンとしては悲しい限り。『踊る』以降しか知らない若いファンはもっとも旬な織田裕二に刮目せよ! 待望のDVD化 放送当時は 胃がんで他界した自分の父親を重ねて観ていたのですが、それから数年して
今度は 私自身が肺がんを患ってしまい 自分自身を重ねて見るようになってしまいました。
再放送の際に録画したビデオを 何度もくりかえし観たものです。
これだけ根強い人気があるのに なんでDVD化しないの?
と いつも思っていて ようやくかあ と感無量です。
最後がああいう終わり方だったので 続編は無理なのはわかってはいるんですが
作ってくれないかなあ と いまだに 密かな希望をもってます。
ストーリー的には今の医療ドラマに比べれば 洗練されている感じではないですが
「もう一度 悪役の織田裕二 観てみたい」 という気にさせてくれるに十分な
作品。
私の中では 過去のドラマの中では 確実にトップ3に入ります。
「YAH YAH YAH」はドラマの内容と必ずしも合致していたとは言い難いが・・・・。 「チャゲアス最盛期」を象徴する主題歌「YAH YAH YAH」の印象が強いけれど・・・・今にして思えば「作品の内容」には合っていなかったようにも思います。
「不良医師」と「優等生医師」の対立がテーマ?
でも司馬を演じる織田裕二の上手さに対して、石川を演じる石黒の悪い意味での「青臭さ」「未熟さ」が目立ってしまった作品ですね。
院長はヘタレでした。過去の手術の失敗がトラウマになって、メスもまともに握ることが出来ない。司馬に過去の危機を助けてもらった借りがあるため、彼を制御することが出来ない・・・・・。
院長がこんな調子ですから、当然のように病院内では不正や不法が平気で横行することとなります。思うに医者の世界も角界(相撲界)に勝るとも劣らない「縦社会」のようですね。
ただ、こちらは「人命を扱う最前線」であるだけに余計に性質が悪いと感じてしまう。
で、それに対して「いちいち噛み付く」のが石川であるわけです。
ただ・・・個人的に石川のほうはともかくとして、司馬のほうは石川を嫌ってはいなかったと思います。彼には「特定の個人を嫌う」というような感情すら元々ないようにも思えました。価値観がよーするに違う故の対立であって、個人的な好き・嫌いの対立でなかったのは良かった点かと。
ラスト近くで病床の石川を司馬が執刀しての手術。
手術に私情を挟むことは有り得ない・・・・と思われた司馬も、石川の容態悪化には動揺があったと思われます。
逆にいうと、他の人物だったらさしたる動揺も見せなかったのではないかと思うと、司馬も石川を認めていたのですね。意見的な是非は別としても。
そして・・・石川を助けることが出来ず「心ここにないまま」に病院を出た司馬の背中を凶刃が襲う・・・というシーンを以ってドラマは終局となる。
薄れゆく意識の中で司馬が最後に見たのは・・・己の迎えにやって来た石川の姿・・だったのでしょうかね?
あれから10数年、忘れられないドラマです。 僕の記憶が正しければ、最初に見たのは再放送だったと思います。CXで今も存在する昼過ぎの再放送枠でした。僕は当時4才か5才でした。
残念ながら、ラスト2,3話程しか見ることができませんでした。
しかし、その分だけ今なお語り継がれる終盤の名シーンの数々は印象に残っています。当然当時幼稚園生だったわけですから、とても衝撃的でした。
「2人合わせて20%だ。」という趣旨の石黒・織田のやりとり。僕は子供ながらに涙しました。
その後、石黒さん扮する石川先生の最期のシーンの「石川!戻って来い!」は、僕の中では90年代の日本のドラマ史に燦然と輝く名シーン・セリフであります。
最終的には西村雅彦さんに刺されて崩れ落ちる、あのシーンも、「せっかくかんどうしたのに・・・。ひどいよ。」と、当時は悲しい気持ちになり、それから1週間くらいは友達と遊んでいても、幼稚園の遠足に行っても、ずっと心に引きずっていたのです。
しかし今考えると、ある意味最高のラストだったかなとも思います。(殺人を肯定するわけではありませんよ・・・。)なぜ西村さんが織田裕二を刺したかという理由がわかったというのも大きな理由ですが、最大の理由はやはり2人の演技力でしょう。
特に織田裕二さんの存在感。あのドラマのあの役柄は、織田さん以外には務まりません。
あのようなラストシーンは確かに衝撃的ですが、役者さんがしっかりしているため、引き込まれてしまって、変に納得してしまうのです。
同時期にTBSで放映されていた「高校教師」には数字では敵いませんでしたが、「ドラマは数字だけではない」という痛烈な印象を残した傑作ドラマです。
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[ DVD ]
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熱烈的中華飯店 DVD-BOX
・鈴木京香 ・二宮和也 ・椎名桔平 ・勝村政信 ・東幹久
【フジテレビ】
発売日: 2003-07-16
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 16,758 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 21,519円〜
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・鈴木京香 ・二宮和也 ・椎名桔平 ・勝村政信 ・東幹久 ・Sowelu
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カスタマー平均評価: 4.5
熱烈的に濃いゆかいな仲間たち 放送当時は視聴率が低く当初の予定全11話が一話減らされ
全10話になってしまうというなんとも悲しきかな・・・
みんなのわからずや!
日本ドラマで一番繰り返し見たのがこの熱烈で、
最近のドラマのキャステイングに嫌気がさす程の熱烈的キャストです。
統率力抜群のややそそっかしい(鈴木京香)
平平樓の万年皿洗いだが、卓球がプロ並みの(椎名桔平)
二等航海士でケンカが強い(東幹久)密航者(石黒賢)
見習い(二宮和也)食材を横流しする悪人(勝村政信)
店を潰した元料理人(高橋克実)天然ボケの乗客(瀬戸朝香)
無愛想なフロア係(伊東四朗)
流れとしてはみんなで料理を一品作っただけで
話は終わったりしちゃうんですけど見所はキャスト達の小ネタの掛け合いというか
アドリブ合戦が最大の魅力です。絶対ありえない設定ですが結構ハマりますよ。
黄金炒飯を作りたくなる?! 『王様のレストラン』の影響を受けた、中華レストランの「再建もの」変形群像ドラマ。ただの中華レストランではなく、豪華客船の中にある一流中華レストランが舞台となり、香港〜横浜間の航海中に、下積みや見習いコック、ずぶの素人など「一流」とはほど遠いメンバーたちが、毎回悪戦苦闘して、何とか「一流」の名に恥じない料理を作りあげていく。主演は『王様』の三条政子こと鈴木京香で、思わぬボケぶりを発揮していて楽しい。 第一回に登場する「黄金炒飯」は、料理好きなら誰でも挑戦したくなるのではないだろうか?また『王様』と同様、このドラマも音楽が秀逸で、グルメ番組で中華料理を取り上げる際には時々『熱烈』のテーマ曲が流れている。肩の力を抜いて見られるエンターテイメント。
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[ DVD ]
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青い鳥 BOXセット [DVD]
・夏川結衣 ・豊川悦司
【TBS】
発売日: 2000-11-01
参考価格: 23,940 円(税込)
販売価格: 16,758 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・夏川結衣 ・豊川悦司 ・野沢尚
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カスタマー平均評価: 4.5
一気に観てしまいました DVDを購入し、観始めたら途中で止められなくなり、1日ブッ通しで観てしまいました。
ネタばれを含むのでこれから観る人は読まない方がいいと思います。
とても丁寧に作られた作品だと思います。
理森(豊川悦司)の静かだけれど内に熱いものを秘めた演技、かほり(夏川結衣)の何処か不幸だけれど華のある美しさ、いずれも好感が持てました。
理森にさよならを言い、電車に乗ったかほりを見捨てられずに、詩織(かほりの娘)を抱き、理森が電車に飛び乗ってしまう場面は何度観ても感動しました。
このまま3人の逃避行が最後まで続き、ハッピー・エンドで終わるのかと思うと、何と前半の衝撃のラスト。
こんなのありかよと思いました。
第2部はそれから6年後の理森が描かれています。
ここでは豊川悦司の抑えた演技が光っています。
ただ個人的には、広務(佐野史郎 かほりの夫)が理森に言った「お前はかほりに生かされているんだよ」という想いを理森が最後まで持ち続けたまま終わってほしかった(もちろんそうなのかもしれませんが)。
ラスト、理森と詩織の年齢差が気になりました。
理森はずっとかほりが好きなまま終わってもよかったのでは。
結局は、青い鳥(幸せ)探しのドラマだったのだと思います。
個人にとっての幸せとは何か、考えさせられる作品でした。 97年 10月?12月クール 97年 10月?12月放送クール。夏川結衣さんと豊川悦司さんの演技も良かったし、鈴木杏、永作博美さん(結構若いな?)の演技も申し分なしです。
始まりは長野の駅からで、そこから恋におちていくスタートになります。結構健気にがんばっていく皆さんは素敵です!!
ラストまで見ましたが結構感動しました。
エンディングのglobeも良かった!!
97年代表作とも言えるべき作品です!! 感動しすぎて、ラストが受け入れらない。 最近、野沢尚さんの小説「破線のマリス」に感動したのを機に、遅ればせながらこのドラマを観ました。絵のように心に残る美しい風景と静かで含蓄のあるセリフのひとつひとつが心に染み渡ってくる素晴らしいドラマでした。何度も涙しました。
ただ、私は理森とかおりの、悲しく熱く美しい愛の姿にあまりにも強く感情移入してしまったせいか、最後に理森が女性としての詩織と結ばれる結末に違和感というか、正直言うと反発を感じてしまいました。私は理森には、理森を守るために命を絶ったかおりのことだけを永遠に思い続けて欲しかった。詩織に対しては、父親のような愛情のままでいてほしかった。もちろん理森には幸せになってほしいし、篭の鳥のように縛られるべきではない、そうは思うのですが、、心が狭いのかなあ、、、。少し時間がたってから見直してみると違った気持ちで観れるのかなあ、、、。
でも、観た人間がそれほど心が乱されてしまうほど、素敵なドラマでした。豊川悦司、夏川結衣を始めとして俳優さんも全員が最高の演技でした。
夏祭り。猛り昇る炎を背に、目をそむけたままそっと結ばれた2人の指。一生忘れられないであろう美しく官能的なラブシーンでした。野沢尚さん、ありがとう。 悲しいけど幸せを感じます 11年前放送してた頃は、夏川結衣が好きで見ていました。
理森を「駅長さん」と呼ぶ詩織の言葉がとても印象に残っていました。
今回購入して一気に通して見てみると、詩織の理森への思いが心に残りました。
孤独な詩織への生きる支えになろうとしている理森と子供の頃好きだった理森へ恋心を確かめている詩織とのやりとりを見ていると涙がポロポロと出てきてしまいます。
タイトルにもなっている「青い鳥」の話を理森が詩織にするシーンがとても好きです。 時間のある方へ もし、まだ見ていなくてこの作品に興味をもった方へ。見る時は時間に余裕があるときをお勧めします。見始めたら、最初から最後まで一気に見たくなります。
舞台設定の地名とかには架空もありますが、屋外ロケの比率が多くスタジオの撮影が少ないため画面の明るさがとても自然で、またセットも光線の向きや調度品など計算されて作ってあり、安物の連ドラにありがちな不自然な影があるといった手抜きは全くありません。各出演者もそれぞれいい表情をしていて、丁寧に丁寧に作られた上質な作品になっています。(個人的には子役の鈴木杏がとてもいい演技をしていると思います)
レンタルやCSの再放送で見るのもいいですが、DVDで手元に置いておいても決して損はしないと私は思っています。
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